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赤外線カメラをデジタルにしたフォトスナイパー

赤外線カメラに改造したコンパクトカメラや高感度カラーフィルムを駆使し、闇夜に浮かび上がるエロスとバイオレンスを見事に捕らえた伝説のフォトスナイパー・篝一光氏。あれから十数年。今も撮影を続けている伝説のフォトスナイパーに、当時と現在の機材を見せてもらいました。


赤外線カメラをデジタルにしたフォトスナイパー

赤外線カメラに改造した撮影機材

十数年前の撮影機材は、鏡胴が折り畳めて収納できた1978年発売のリコー「FF1」と、レンズ部分がスライドカバーで機動性に富んでいる1980年発売のオリンパス「XA2」。どちらもフラッシュは赤外フィルターで覆われ真っ黒。赤外線カメラに改造されていました。

そんなカメラはすべてデジタルに。一眼レフではありませんが、結構ゴツいカメラが2台と手の平にすっぽり入る小型カメラ。小型カメラの持ち方が職人です。

ソニーの「Cyber-shot DSC-HX300」は光学50倍ズーム1200mm。冨士フイルムの「FinePix HS30EXR」は光学30倍ズーム720mm。小型カメラはソニーの「Cyber-shotDSC-WX200」。小型だが光学10倍ズームです。

赤外線カメラから高感度デジタルに

さまざまなアングルで撮るために液晶モニターは可動式。ISO感度はどれも最大12800で夜間でも明るく撮れます。最近は条例もうるさくなり、撮影に気を遣うことが増えたといいます。

2台のゴツいカメラの最も大事な共通点は「マニュアルズーム機能」です。手動ズームのある超望遠コンデジは減る一方。しかし、偶然の一瞬を逃さないために、広角から超望遠まで手動で瞬時に画角を変えられる機能が極めて重要なのです。

赤外線カメラから高感度デジタルとなった「HS30EXR」も「DSC-HX300」も擦り傷だらけでした。そこにあるのは職人によって使い込まれた「道具」としてのカメラです。

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ラジオライフ編集部

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