ボールペン型カメラは老舗メーカーを選ぶのが吉
「擬装カメラ」とは、ボールペンやメガネなど身近なアイテムに擬装した小型カメラのこと。クレーム処理時の証拠撮りに使われるなど、ビジネスシーンでの擬装カメラの利用も広まりつつあります。そのためか、売りっぱなしの粗悪品が増えてきているのが現状。そこで、擬装カメラを老舗メーカーの正規品とAmazonの激安品とで比べてみました。
ボールペン型カメラにはレンズカバー
胸ポケットやバッグに挿したまま撮影できるのが「ボールペン型カメラ」です。ビジネスシーンでよく使われるようになった擬装カメラの代表格といえるでしょう。
比較したのは、実勢価格が28,380円という匠ブランドの「NCP04140251-A0」と、実勢価格が3,499円というノーブランドの「ペン型カメラ」になります。
どちらもクリップ部分をスライドさせるレンズカバー付き。現代のボールペン型カメラのトレンドなのでしょう。ボールペンとしての機能も有しており、擬装カメラの外観としては及第点です。
ボールペン型カメラの画質に大きな差
両機とも形状からレンズカバーまでほとんど同じなので、中国の製造工場においてボールペン型カメラの基本的な仕様はある程度、統一されているのかもしれません。ただし、撮影した画質には大きな差がありました。
匠ブランドのボールペン型カメラは最大1296pに対応し、明るくシャープな仕上がり。それに対して、ノーブランドのボールペン型カメラは4Kとうたっていたにもかかわらず、実際にはフルHDまででした。
さらに、匠ブランドのボールペン型カメラは、女性の髪の毛1本1本が確認できるほど精細に捕らえていました。これなら安心して購入できるでしょう。
ノーブランド品は、センサー類も貧弱なのか感度が低く、同じ室内でも全体的に暗く、髪と顔が同化して証拠としては弱いガッカリな画質。なお、後日Amazonの販売ページに飛ぶと、ページごと削除されていました。(文/Toybox)
ラジオライフ編集部
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