車盗難「CANインベーダー」は物理ロックで対策
リレーアタックやコードグラバーに続く盗難手口として昨今、問題視されているのが「CANインベーダー」です。車両のコンピュータ制御システムを外部から乗っ取って、あたかも正常にエンジンを始動したかのように見せかけるのがCANインベーダーの手口です。そんなCANインベーダー対策には物理的なロックが有効です。

CANインベーダー対策にステアリング
ステアリング脱着パーツは本来はレースなどで使われるものですが、盗難対策としても有効。CANインベーダーでエンジンをかけられても、ハンドルが無ければ運転して乗り逃げできません。
IC Netの「クイックリリース ステアリング」は、ハンドルを固定しているボルトを外してクイックリリースを間にセットするだけ。走行に関するパーツなので、ネジが外れないようにしっかりと固定しましょう。
ただし、今時のステアリングinエアバッグタイプには取り付けられないので、エアバッグの無いスポーツカーや旧車向けの対策になります。実勢価格は2,480円です。
CANインベーダー対策にペダルロック
shoutongの「ペダルロック」はペダルの踏み込みを阻止する盗難対策アイテム。CANインベーダーでエンジンを始動させらてしまっても、アクセルが踏み込めなければ、クリープでしか動くことができません。
そもそも最近のクルマはブレーキを踏み込まないとエンジンをかけられないので、このようなペダルロックはCANインベーダー対策に有効な手段といえます。
U字のプレートをアクセルやブレーキペダルのステーに挿し込込んだら、ステーの裏側に錠前をセットしてキーでロック。ペダルを踏み込んでも錠前でストップするのでそれ以上押し込めなくなるというわけ。実勢価格は3,520円です。(文/Toybox)

ラジオライフ編集部

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