ネズミ捕りは都市部は休日午前で郊外は平日昼間
スピード取り締まりの検挙数でパトカーなどによる「追尾式」と双璧をなしているのが「定置式」。いわゆるネズミ捕りといわれる有人式のスピード取り締まりです。ネズミ捕りは神出鬼没。楽しいはずの行楽が一変します。そんなネズミ捕りには、出没しやすい時間や場所があるのでした。
ネズミ捕りスポットは限られる
ネズミ捕りはどんな場所でも実施できるわけではありません。速度を計測する現認係が隠れられ、停止係が突然飛び出しても危険ではなく、かつ違反キップに署名するサイン会場が設置できるようなスペースがある道路となります。
すると、ネズミ捕りが行われるスポットはある程度限られてくるでしょう。具体的には、「信号と信号までの間が長い直線区間」「頭上を高速道路などが走るアンダーパス」「長い陸橋」などに出没するケースが多い傾向があります。
いずれもついついスピードを出し過ぎてしまうドライバー心理を読んだスポット。さらにネズミ捕りでドライバーが最初に遭遇する現認係は、周囲の色とマッチしたジャンバーを着用していたり、路肩の植え込み内に潜んでいたりします。
ネズミ捕りが出没する時間帯
ネズミ捕りが出没する確率が高い時間帯も頭に入れておきたいところ。都市部では交通量が少ない休日の午前がもっとも危険です。郊外では平日の昼間が狙われやすい時間帯です。
ネズミ捕りは周囲の状況から判別することもできます。対向車のパッシングは、この先でネズミ捕りが行われていることを知らせるサインであることはいうにおよばず、不自然に置かれた路肩のパイロンにも注意します。
ネズミ捕りの車速測定器は光電式とレーダー式の2種類がありますが、このうち光電式は送受器と反射器の1対を道路上に置かなければなりません。バイクなどがこの測定器に衝突しないようにパイロンが置かれているのです。
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ラジオライフ編集部
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