Nシステムが光る色は「赤」とわかるYouTube動画
スピード違反を取り締まるオービスのうち、もっとも目立つのが道路上のゲートにカメラ・ストロボを設置する「LHシステム」です。一方、LHシステムと間違えやすいのが「Nシステム」。こちらはスピード違反の取り締まりは行いません。また、Nシステムはオービスと比べ発光量が少なく、そのことが分かるYouTube動画も公開中です。

Nシステムが光るのはほんのわずか
スピード違反を取り締まるオービスのうち、幹線道路の本線上に大型ゲートを作り、各車線ごとにカメラとストロボをセットで設置するのが通称「LHシステム」です。このタイプのオービスは、地下に埋め込まれたコイル2個を通過する時間差でスピードを割り出すことから「ループコイル式」と呼ばれています。
一方、LHシステムと同じように大型ゲートに取り付けるものの、スピード取り締まりには使われないものが「Nシステム」。Nシステムは、通過する自動車のナンバープレート情報をすべて記録することで、犯罪者の逃亡ルートを追跡するために活用されています。
NシステムはLHシステムと異なり、ナンバープレートを読み取るカメラとストロボが一体型になっていることで、見分けることができます。また、オービスは顔写真を撮影するためにストロボが強力に光る一方で、Nシステムはわずかに光るのみ。そのため、昼間であればNシステムの光るストロボに気づくことはありません。
Nシステムが光る様子が確認できる
しかし、夜間の高速道路などであればNシステムが光ることに気づくこともあります。そのため、道路上側のNシステムがチカっと光ることでオービスに撮影されたのではと思う人も多いようです。
Nシステムが光る状況については、Youtubeチャンネル「yonchanp」にその様子がアップされています。「【LS460W】新東名 長泉沼津」というタイトルの動画では、新東名の長嶺沼津IC付近に設置されたNシステムが光る様子を確認できます。
この動画中には、撮影した際のISO感度も公開されていますが、Nシステムが光る瞬間をISO3200の高感度で撮影しながらも、発光量はわずかです。一方、オービスが発光した際の光量は、撮影体験がある人によれば目の前が眩むとのことで、発光状況からもNシステムとの区別が可能です。

ラジオライフ編集部

最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- NHK新会長の年収と前会長の退職金…驚きの金額 - 2023年2月7日
- サンコー売れ筋の1人用こたつ「こたむき」とは - 2023年2月7日
- 赤外線対応ビデオカメラでプロっぽく夜間撮影 - 2023年2月6日
- クラウドストレージの楽曲をオフライン再生する - 2023年2月6日
- 列車無線がデジタル化された路線の貴重な情報源 - 2023年2月6日