スカルプシャンプーはアミノ酸系と石油系で違う
人は見た目が9割…どころか100%になっている昨今。髪のボリュームに悩む人は多いでしょう。圧倒的な支持を得ているスカルプDと安価な頭皮ケアシャンプーでは何が違うのでしょうか? 実際に、高価なアミノ酸系と安価な石油系のスカルプシャンプーを一定期間使用して、効果を比較してみました。

アミノ酸系のスカルプシャンプー
スカルプシャンプーは、発毛効果があるものではありません。日本で唯一発毛効果が認められているのは、ミノキシジルを主成分とする「リアップ」のみ。そのミノキシジルが配合されているわけではないのです。
さまざまな原因で髪の毛が元気に育つ前に抜け落ちる良くない土壌(頭皮)を、ベストな状態へ戻すための頭皮状態改善シャンプーなのです。同じスカルプシャンプーながら、高価なアミノ酸系と安価な石油系で使用感を比べてみました。
アンファーの「スカルプD」は2005年の発売開始以来、毎年改良を重ねて12代目となるアミノ酸系スカルプシャンプーです。赤いボトルの「オイリー」(脂性肌用)が常にトップの売り上げ。実勢価格は3,900円です。
石油系の薬用スカルプシャンプー
ライオンの「プロテク」は、皮脂除去と頭皮柔軟化をうたった石油系の薬用スカルプシャンプー。フケやかゆみの原因となるマラセチア真菌を殺す有効成分ピロクトンオラミンが含まれます。実勢価格は521円です。
さっそく、アミノ酸系と石油系のスカルプシャンプーを使ってみました。ともに透明なジェルですが、スカルプDの方が弾力があります。ともにワンプッシュで泡立ち、皮脂をよく落としサッパリした洗い心地。特に、スカルプDは、コシが出る成分が有効なのか、髪1本1本に芯ができたような印象でした。
さっぱり感だけなら、どちらのシャンプーでもよ印象。皮脂のせいか夕方になると髪がベタっとしていたが、スカルプDだと夜までボリュームが保てたのは軽く感動。1本で4か月利用できるならそこまで高くないかもしれません。
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ラジオライフ編集部

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