EPSONプリンターのインク警告の認識解除リセットボタン

家庭用のインクジェットプリンターはインクが切れると警告が鳴り、印刷できなくなります。しかし、プリンターのインク残量が完全にゼロになったわけではありません。そこで「キャノン・EPSON・ブラザー」の主要な3メーカーのプリンターで、インク警告の認識を解除する強制リセットボタンを調べてみました。

プリンターのインク残量をリセット

各メーカーのプリンターには、インク残量の検知にICやレベルメーターなどをそれぞれ利用しており、残量が一定を下回ると余裕を持ってインク切れと認識。実際には、多少インクを残した状態で残量ゼロと認識されてしまうのです。

この際、最も困るのが黒インクが残っていても他のカラーインクが無くなったと認識されたためにプリンターが動作しなくなること。主要な3メーカーのプリンターで、それぞれ認識解除する方法を調べました。

キヤノン製プリンターのインク残量を認識解除する方法は、本体のストップボタンを長押しするだけ。インク残量警告が出たら、プリンター本体のストップボタンを5秒以上長押しします。すると、インク警告の認識を解除するモードになるので、本当にインクがカラになり印刷できなくなるまで使い続けられます。

EPSONプリンターのインク警告を認識解除

EPSONプリンターのインクは、インクカートリッジのICが管理。EPSONプリンターは、このICチップをリセッターでリセットすることで、インク警告の残量メーターを認識解除できます。

EPSONプリンターのインクのICチップのリセッターは、100均ショップで購入可能。EPSONプリンターのインク警告を認識解除するリセッターをICチップに接触させるだけでOKです。EPSONプリンターのインク警告を認識解除するリセッターのランプが緑に光れば、リセット完了。EPSONプリンターのインク警告の認識解除で、インクが完全に尽きるまで使えます。

ブラザーのプリンターインクは、インク本体のレベルゲージで確認しています。レベルゲージが下限まで下がると、インク切れとして認識しているのです。

このレベルゲージをガムテープなど光を通さないテープで覆い隠してしまえば、インク残量をごまかせるのです。インク残量警告が出なくなり、残りのインクを絞り出して印刷可能になります。