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独自に進化する中国インチキおもちゃの最新事情

「安かろう・悪かろう」のイメージが先行するチャイナ玩具。版権無視の中国パチ物オモチャ業界は、独自の進化をしているといいます。単なる劣化コピーではなく独自に進化する中国のパチ物オモチャの最新事情を見ていきましょう。コピー商品で培われた技術がインチキおもちゃで開花しているのです。


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独自に進化する中国インチキおもちゃの最新事情

コピー商品とインチキおもちゃの違い

中国の無版権玩具を知る上で、まず押さえておきたいのは“コピー商品”と“インチキおもちゃ”の違いです。前者は「日本などで売られている商品を、そっくりそのままコピーした商品」。対して、後者は「日本などでおなじみのキャラクターを、勝手に使って独自にでっち上げてしまった玩具」です。

近年、フィギュアマニアが増えてきた中国では、日本でも入手が困難な限定フィギュアなどが精密にコピーされて市場に出回っています。そして、そのコピー商品の製作で培われた技術で「正規のメーカーは販売していないのに、正規品ぽい“インチキおもちゃ”」が多数作られているのです。

その精巧さは、筆者のようなコレクターでも、中国のフィギュアショップで「こんな商品、日本にあったっけ?」と悩む場面がしばしばあるほどです。

一方、インチキおもちゃ同士でのパクリ合いもよく見られる現象です。2008年頃『きかんしゃトーマス』が中国でブームになると、インチキおもちゃメーカーが「3両のトーマスによる合体ロボット」なるオモチャを発売しました。

インチキおもちゃが独自に進化する

もちろん無版権の商品ですが、その斬新なアイデアがネットを中心に話題になると、すぐに他のインチキ玩具メーカーも「合体するトーマス」を発売し始めたのです。

最初のうちは元祖(?)合体トーマスの劣化版のようなものが出回り、次第に別パターンの合体トーマスが発売。さらに新幹線型の合体トーマス、消防車型の合体トーマス…と、トーマスブームが沈静化するまで、原作のイメージとは全く別次元の世界で「合体トーマスロボ」は独自の進化をしていきました。

そして2017年、今度はラジコンで自動的にロボットに変形するトーマスが(当然、無版権で)発売されると、これまた動画サイトなどで話題に。

すると、各メーカーが、ラジコン機能は付いていないものの「電動で自動的に変形するトーマス」「スイッチを押すとバネ仕掛けで変形するトーマス」「ゼンマイで走って変形するトーマス」などを発売されます。

一連のインチキおもちゃは変形パターンやデザインがそっくりなため、同じメーカーが発売したシリーズ商品に見えるのですが、実はすべて発売メーカーが違う便乗商品です。

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