イベント系カメコ愛用のレンズとストロボとは
アイドル・女優・モデルが出演するトークショーや1日署長など、撮れる場所ならどこへでも出かけるのがイベント系カメコ。そんなイベント系カメコの撮影で欠かすことができないのが望遠レンズとストロボ。彼らが愛用しているレンズとストロボを詳しく見ていきましょう。
カメコが導入した格安望遠ズームレンズ
イベント撮影には望遠レンズが必須。中央最前で好き放題に撮れるメディア(新聞記者など)と違い、一般カメコは目線をもらうために名前を叫びつつ、観客の間を縫って写真を撮るしかありません。
そうした環境下では構図も何もなく、とにかく被写体に寄れる望遠の長さこそがカメコには唯一の正義です。以前は200mmのレンズで頑張っていたカメコが“圧倒的な火力不足”を痛感して、導入したのがタムロンの格安望遠ズームレンズ「A035」(100-400mmF4.5-6.3)です。
これまでは被写体に寄り切れず、前にいるおじさんの頭が写り込んでしまうこともしばしばでしたが、400mmの望遠ならうまく避けて撮影が可能。後方からでも被写体に“レンズを通して大接近”できる上、価格もお手頃で満足度の高い1本です。
カメコが重宝するフラッシュライト
タムロンの「A035」の価格は6万円台と、このクラスのレンズとしては安いのが魅力。F値が大きく暗い屋内での撮影には不向きですが、日中の屋外なら写りもまずまず。また、ズームレンズにしては小型軽量で、持ち運びしやすいのもポイント。
もう1つカメコが重宝するのが、GODOXのフラッシュライト「TT350」です。ニコンやキヤノンなど純正品は高価ですが、こちらは約1万円とお手頃。ホールなど光量の少ない場所で大活躍。肌の色艶がより鮮明に表現されます。
一方、買ってしくじったと思ったのがニコンの「D750」。価格と性能を考えると非常に優秀なカメラですが、フォーカスポイントが中央寄りにしかないのがイマイチ。縦撮りで人物の全身を撮る場合、顔にピントを合わせるとどうしても上に空きができてしまうため、人物撮りではやや不満が残る結果になりがちです。
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ラジオライフ編集部
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