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なぜスロットマシンを「パチスロ」と呼ぶのか?

日本各地にあるパチンコ屋には、玉を弾いて遊ぶパチンコ以上の台数のスロットマシンが用意されていたりします。こうしたスロットマシンは「パチスロ」という名前になっていて、なぜ「パチンコ+スロットマシン」みたいな呼ばれ方になっているのか不思議に思う人もいるかもしれません。じつは、スロットマシンとパチスロはまったく別モノなのでした。


なぜスロットマシンを「パチスロ」と呼ぶのか?

パチスロとパチンコの売上はほぼ同じ

スロットマシンは、コインを入れてレバーを引く、あるいはボタンを押すとリールが回転を開始。しばらくするとリールの回転が止まり、同じマークが一列に並ぶと決まった倍率のコインが払い出される仕組みです。ルールが分からなくても楽しめることから、世界中のカジノには必ずといってよいほど設置されています。

日本のパチンコ店も「パチスロ」という名称でスロットマシンを設置。パチンコ店の売り上げ管理に使う「ホールコンピューター」大手のダイコク電機が発行する「DK-SIS白書」によると、国内の総売上はパチンコ・パチスロがそれぞれ年間約10兆円で、ほぼ同じ規模です。

10兆円といえば、ラスベガスをはるかにしのぐ売上規模で、ある意味日本はスロットマシン大国といえます。ところが、パチンコ店が設置するパチスロは、日本以外で一般的なスロットマシンと仕組みが異なり、それが理由で「パチスロ」と呼ばれているのです。

パチスロのストップボタンは日本独自

じつは、日本のパチスロと他国のスロットマシンでは、大きく3つの違いがあります。1つめは、他国のスロットマシンでは回転を始めたリールは自動的に止まるのに対し、パチスロはプレイヤーがストップボタンを押してリールを止める仕組みとなっている点です。

また、日本のパチスロだけが持つ2つめの特徴が「台によってコインの払出率が変わる」ということです。他国のスロットマシンは、同じカジノエリアで同じ機種であればどの台も当たる確率は同じで、万が一確率が違う台の存在が発覚すると「イカサマ」とみなされ、厳しい処分が行われます。

一方、日本では先行していたパチンコに台のばらつきによる「玉が出る台」「まったく出ない台」が存在していました。パチスロも、パチンコ同様に台のばらつきが起きるよう、各台ごとに払出率を変えられる仕組みが導入され、高確率で当たる台を探し出すことがパチスロプレイヤーの楽しみでもあります。


パチスロの払い出しは1回あたり15枚

そして、パチスロという名称になった大きな理由である3つめの特徴が、大当たりで一気にコインが出てこない点です。他国のスロットマシンであれば、大当たりの「ジャックポット」を引くと、大量のコインが一気に払い出されます。その払出額が10億円を超え、ニュースで話題になることもしばしばです。

一方、パチスロで大当たりを引いた場合、1回あたりに払い出される枚数は15枚しかありません。ではなぜ大当たりなのかといえば、1回で15枚払い出すプレイが確実に何度も続くためで、プレイヤーはこれを何十回、何百回と繰り返すことで大量のコインをゲットできるのです。

実はこの仕組みも、先行するパチンコをまねたもの。パチンコは1つの玉が入賞したときの出玉は台の種類ごとに8~15個と決まっており、大当たり時には「アタッカー」と呼ばれる大きな口が開き、そこへ何百発も玉を入れることで大量の出玉を払い出しているのです。

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