NHK受信料はどの支払い方法が一番お得なのか?
多くのテレビ視聴者から受信料を取りたいNHKは、昭和の時代からより簡単にNHK受信料を支払える手段を導入。いまでは、銀行だけでなくクレジットカード払いやコンビニ決済、さらには自宅からQRコードで支払うことも可能となっています。それでは、さまざまな支払い方法のうち、NHK受信料が一番お得になるのはどれでしょうか?
NHK受信料は1年分まとめて払うと安い
かつてNHK受信料は、各家庭を回るNHK集金人へ現金で支払う方法しかありませんでした。しかし、NHKは1984年に請求書で郵便局や金融機関から振り込む「継続振込」と、口座から自動的に引き落とされる「口座振替」を導入しています。
現在は、クレジットカードやペイジー・コンビニ決済・QRコード決済でも支払いが可能です。それでは、NHKと受信契約を結び受信料を支払う場合、どの決済手段が一番お得になるのでしょうか。
まず、決済手段を選ぶ前段階として、NHK受信料は支払いサイクルにより金額が変わります。NHK受信料は「2か月払い」「6か月前払い」「12か月前払い」の3種類があり、12か月前払いが一番割安です。
その上で、NHK受信料は「口座振替・クレジットカード」での支払いと「継続振込」の2本立でて、口座振替・クレジットカードの方が安い設定となっています。衛星契約で2か月払いの場合、継続振込では4440円×6回の年2万6640円のところが、口座振替・クレジットカード払いでは4340円×6回の年2万6040円です。
NHK受信料はクレジットカードがお得
支払いサイクルに12か月前払いを選んだ場合、衛星契約のNHK受信料は継続振込が2万4740円、口座振替・クレジットカード払いでは2万4185円。一番高い2か月払いの継続振込と口座振替・クレジットカードの12か月前払いでは2千円以上も差がつくため、後者を選んだ方が約9%お得になります。
ここで注意したいのが、コンビニ決済やペイジー・QRコード決済を利用した場合、NHK受信料は継続振込扱いになる点です。QRコード決済は、NHK受信料の支払いでポイントが貯まるものがほとんどですが、その還元率は多くて1.5%程度。口座振替・クレジットカード払いとの差額をポイントで補うことはできません。
そして、口座振替とクレジットカードを比較した場合、クレジットカードの方がポイントが貯まる分有利。ポイント還元率は高ければ高いほどお得で、0.5%と1%のクレジットカードでは、12か月前払いで貯まるポイント差は120円分です。
さらに、LINE Payと連動したクレジットカード「Visa LINE Payカード」は、サービス開始キャンペーンとして2021年4月30日までの期間限定で3%ポイント還元を実施中。Visa LINE PayカードはNHK受信料もポイント還元対象のため、12か月前払いで720円分のポイントが貯まるのです。
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ラジオライフ編集部
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