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バス料金が10%割引「バス特」中止が相次ぐ理由

現金では支払いに小銭が必要になるバスは、鉄道以上にPASMOなどの交通系ICカードを使うと便利です。そして、PASMOには毎月のバス利用金額に応じて無料バスチケットが手に入る「バス特」というサービスもあって、現金で支払うよりお得になります。ところが、今年に入り、バス特のサービスを中止するバス会社が相次いでいるのです。


バス料金が10%割引「バス特」中止が相次ぐ理由

バス特は1000円乗ると100円分を還元

首都圏の鉄道・バス会社が加盟する「PASMO協議会」が発行する交通系ICカード・PASMOには、バス利用時におトクになる「バス利用特典サービス」(バス特)が用意されています。バス特は、バス乗車料金と同額のバスポイントが貯まり、毎月ポイントが一定数に達するごとに無料バスチケットが手に入る仕組みです。

貯まったポイントと入手できる無料バスチケットの金額は、1000・2000ポイント時が100円、3000・4000ポイント時が160円、5000ポイント時が330円、6000ポイント時が170円、7000・8000・9000・1万ポイント時が180円となっています。そして、1万ポイントを超える、あるいは毎月末になるとポイントはリセットされます。

バス特は、これまでPASMO協議会加盟のバス会社が対応しており、ポイントは会社が違っても合計してカウントされます。また、無料乗車チケットは運賃精算時に優先的に使われるうえ有効期限も10年と長く、うっかり使い忘れて無効にしてしまう心配もありません。

PASMOの普及でバス特の中止相次ぐ

バス特の割引率は、ポイントと無料バスチケットの金額の関係から10%前後。回数券やバス共通カードなどの割引サービスを引き継ぐ役目も果たしているとも考えられていました。実際、首都圏で利用可能だったバス共通カードはPASMOへと置き替わり、回数券を発行しないバス会社も増えています。

ところが、2021年2月28日の国際興業バスを皮切りに、バス特のサービスを取りやめるバス会社が続々と現れ始めているのです。東京都内で運行するバス会社では、東武バスセントラル・東急バス・京王バス・京浜急行バス・西武バス・立川バス・関東バス・西東京バスがバス特を3月から4月にかけて終了すると発表しています。

バス特を終了する各社の発表によると、その理由として「PASMOの普及促進という当初の目標が達成された」という点を挙げています。また、各社とも無料バスチケットの利用は引き続き可能とのこと。例えば、東京都営バスでポイントを貯めて無料バスチケットを入手し、他社路線で使用するといった活用は引き続き行えるのです。

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ラジオライフ編集部

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