IC-R6は総合性能が高くて航空祭に向いている
F-15の機動飛行やブルーインパルスのアクロバット飛行など、聞きどころ満載のエアーバンドが1日中、聞こえてくる航空祭。基地内で使う受信機は、持ち運べるハンディ機になります。なかでも、IC-R6はエアーバンドはもちろん、おもしろ無線の入門機としてベストセラーを続けています。

IC-R6の人気の秘訣はバランス
IC-R6の人気の秘訣はトータルバランスの高さに。おもしろ無線の主要ジャンルで感度がよく、VHF帯とUHF帯のエアーバンドの感度もクラストップレベルの仕上がりを見せます。
ハンディ機を大別すると、0~9の数字ボタンがない「テンキーレスモデル」と、数字ボタンのある「テンキーモデル」の2つに分けられます。IC-R6はテンキーレスモデルになります。
IC-R6はそれでいて操作性も良好。新品の乾電池を使えば、航空祭で1日中、受信をしていてもバッテリードロップしないタフネスぶりを発揮。3拍子揃った受信機が、IC-R6なのです。
IC-R6は航空祭の受信に向いている
スキャン&サーチ速度も他メーカーの上位モデルを凌駕。開門前は飛行場管制波と基地内連絡波のバンクをリンクさせて情報を収集したり、機体間連絡波といった未知の周波数をサーチで見つけ出すことも可能です。
IC-R6の基本スペックは受信周波数が0.1~1309.995MHzで、スキャン速度が52.7チャンネル/秒、サーチ速度が105チャンネル/秒となっています。メモリー数1,300チャンネルで、バンク構成は100チャンネル×22バンク。サーチバンド数は25組です。
電源は単3形乾電池×2本で、持ち時間は27時間となっています。サイズは58W×86H×29.8Dmmで、重さは200g。付属アンテナ長178mmです。実勢価格は23,800円。総合性能が高いIC-R6は、航空祭での受信に向いています。
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ラジオライフ編集部

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