バイク用BSMシステムの性能を検証してみた結果
「BSM(ブラインドスポットモニター)」とは、車両の左右斜め後ろの死角に接近する車両をドライバーに知らせる機能のこと。近年はドアミラーにインジケーターを内蔵したBSM搭載車が増えています。そして、バイク乗りにとっても左右後方に生じる死角は死活問題。バイク用BSMシステムを紹介しましょう。

バイク用BSMシステムは誤動作がない
近年はバイクでも車線変更時はもちろんのこと、死角への接近車両を最低限の視線の動きで感知できる「BSM」が注目されています。MAXWINの「バイク用BSMシステム」を詳しく見ていきましょう。
左右のミラー付近に警告インジケーターを取り付け、バイクの後方に設置した24GHz帯レーダーセンサーと連携。後方15m、左右4.5m以内に他車が接近すると、インジケーターが赤く発光して報知してくれます。
首を動かさずに少しの視線移動で周囲の状況が確認できるので、安心感が段違いです。後方から時速約20㎞以上で接近する物体以外には反応せず、停車時やすり抜け時の誤動作もありません。
バイク用BSMシステムの電源はバイクのバッテリーと、電源連動のACCに接続するだけのシンプルな構成。12VとGNDのリード線を結線し、イグニッション連動するACC電源に接続します。
バイク用BSMシステムの使用感は良好
ACC電源の取り回しが考慮されていない旧車や、中華バイクなどの場合は、メインヒューズ周りやヘッドライトなどの配線に結線。もしくは、デイトナのアクセサリー電源分岐「D-UNIT」などを併用すればOKです。
バイク用BSMシステムの使用感は良好。日差しが強い日中でも視認性は問題ありませんでした。あとは費用対効果ですが、安心安全を3万円程度で購入できるのならば、大アリでしょう。
センサー周波数は24.00~24.25GHzで、センサー検知速度範囲は0.15m/sです。センサー検知反応速度は±0.07m/sとなります。電圧はDC9~16Vで、消費電流は500mA(12V)。防水性能はIPX7です。センサー本体のサイズ/重さは121.6W×56.5H×45.3Dmm/480g。実勢価格は30,000円です。(文/まりえん)

ラジオライフ編集部

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