黄ばんだヘッドライトが30分でクリアになった
黄ばんだヘッドライトを復活させるプロ用ツールが「ヘッドランプリムーバー施工キット」です。経年劣化で黄ばんだクルマのヘッドライトが新車のように透明になります。実勢価格は6000円ほどで10~20回の施行が可能。プロの技が1回数百円で試せるのです。ヘッドランプリムーバー施工キットの施行手順を見ていきましょう。
ヘッドランプリムーバーの施工手順
ヘッドランプリムーバー施工キットのセット内容は、ヘッドランプリムーバー、ろうと、電熱マグカップ、ACアダプター、蒸気口A、蒸気口B、マスキングテープ、紙やすり×6枚、不織布マスク×2枚、やすりがけ用スポンジとなっています。
ヘッドランプリムーバーの主成分はジクロロメタンで、揮発性が高く沸点は40度です。本来は無色透明ですが、本製品は青く着色されています。内容量は600mLで、施工回数は10~20回です。
さっそくヘッドランプリムーバー施工キットの施工手順を見ていきましょう。まずはヤスリがけによるボディへの傷を防ぐため、ヘッドライトの周りをマスキングテープで保護します。
ヘッドランプリムーバーの蒸気を噴霧
続いて、ぞうきんなどで汚れを取り除いた後、水に濡らした紙ヤスリで番手を変えながらヘッドライトを磨く工程。水がどんどん黄色になっていきます。
次に、電熱マグカップにヘッドライトリムーバーを30mLほど注ぎます。底が少し埋まるぐらいでOK。電熱マグカップの取っ手にACアダプタをつなぐと加熱スタートです。
40度が沸点なので3分ほどで蒸気が発生。蒸気口をセットし、ヘッドライトにまんべんなく噴霧すると…。黄色く変色したヘッドライトがみるみる透明になっていきました。
ヘッドライトリムーバーの噴霧から数分で硬化は完了。比べるまでもなくクリアになり、効果は1年は続きます。実際の施行作業は30分程度でした。
なお、ジクロロメタンは皮膚や粘膜に触れると炎症を起こし、蒸気を大量に吸い込むと肝機能障害などを引き起こす恐れがあります。取り扱いには十分注意し、必ず風通しの良い場所で作業してください。
ラジオライフ編集部
最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- NHK受信料のBSのみ視聴で割安な特別契約とは? - 2024年11月22日
- 可搬式オービスの速度違反は15km/h未満は無視? - 2024年11月22日
- Catchyは仕事も私生活も役立つ文章生成サービス - 2024年11月21日
- NHKメッセージ消去の裏技「録画」が通用する理由 - 2024年11月21日
- 譲渡されたテレビのB-CASカードは申請が必要? - 2024年11月21日
この記事にコメントする
あわせて読みたい記事
セブンイレブンのペットボトル回収機で小銭稼ぎ
ライトが透明になるヘッドランプリムーバーとは
中華ガジェットの宝庫でCOBヘッドライトを発見
ペットカメラアプリを防犯カメラに使った結果
オススメ記事
2021年10月、ついに「モザイク破壊」に関する事件で逮捕者が出ました。京都府警サイバー犯罪対策課と右京署は、人工知能(AI)技術を悪用してアダルト動画(AV)のモザイクを除去したように改変し[…続きを読む]
モザイク処理は、特定部分の色の平均情報を元に解像度を下げるという非可逆変換なので「モザイク除去」は理論上は不可能です。しかし、これまで数々の「モザイク除去機」が登場してきました。モザイク除去は[…続きを読む]
圧倒的ユーザー数を誇るLINEは当然、秘密の連絡にも使われます。LINEの会話は探偵が重点調査対象とするものの1つです。そこで、探偵がLINEの会話を盗み見する盗聴&盗撮テクニックを見ていくと[…続きを読む]
盗聴器といえば、自宅や会社など目的の場所に直接仕掛ける電波式盗聴器が主流でした。しかし、スマホ、タブレットPCなどのモバイル機器が普及した現在、それらの端末を利用した「盗聴器アプリ」が急増して[…続きを読む]
おもちゃの缶詰は、森永製菓「チョコボール」の当たりである“銀のエンゼル”を5枚集めるともらえる景品。このおもちゃの缶詰をもらうために、チョコボール銀のエンゼルの当たり確率と見分け方を紹介しまし[…続きを読む]