PC受信ソフトの定番「SDR#」のインストール法
受信用のUSBチューナーをPCにつなげば、PCが受信機に早変わりします。これが「PC受信」です。受信した電波を検波・同調するのがUSBチューナーで、ここでデジタル処理された受信信号を、PCにインストールされた受信ソフトが変調。PCのスピーカーから受信音声を出す仕組みです。受信ソフト「SDR#」のインストール方法を見ていきます。

PC受信のSDRのソフトが重要になる
PC受信は、SDR(SoftwareDefined Radio)と呼ばれるシステムで成り立っています。従来の受信機は、受信信号の処理をCPUやICなどの電子部品によって行ってきました。
対するSDRは、ソフトウエアによって各種の処理をします。最新の受信機もSDR化しているので、ファームアップによるソフトウエアの更新で、新たな機能が追加されたり不具合を解消できるようになりました。
このため、PC受信ではSDRのソフトウエアが重要になります。スタンダードになっているのは、フランスのAirspyが無料で提供する「SDR#」です。
最新バージョンの「1.0.0.1811」をダウロードし、PCにインストール&セットアップしていきましょう。以前のバージョンは、USBチューナーのドライバをインストールするのに、他のWebサイトから入手する必要があり手間でした。
最新版ではこの点が改善され、「SDR#」内で完結しており、よりスムーズにセッティングできるようになっています。
「SDR#」をインストールする方法
「SDR#」をインストールする方法は、まず公式Webサイトから「SDR#」のダウンロードから。メニューバーにある「Download」をクリックします。ここで「Software Defined RadioPackage」をダウンロード。ダウンロードしたら、圧縮ファイル「sdrsharp-x86」を展開します。
ファイルの中からWindowsバッチファイルの「install-rtlsdr」をクリック。「install-rtlsdr」が開くので、そのまま「展開」をクリックします。
ここでPCにUSBチューナー「RTL-SDR.COM V3」を挿すと、ファイル一覧の下方に「zadig」が出現するので起動。「Options」を選択して「List All Devices」をクリックするとドライバ一覧が出るので、「RTL2838UHIDIR」を指定します。
続いて「Reinstall Driver」をクリックしてドライバをインストール。完了したら「Close」をクリックしてインストール完了画面を閉じます。あとは「SDRSharp」をクリックすると「SDR#」が起動するのです。
最後はUSBチューナーが認識されているかを確認します。サイドバーのチューナー選択で、挿している「RTL-SDR USB」を選択。メニューバーの歯車マークをクリックすると「RTL-SDR Controller」が開いて、1番上の「Device」 に挿しているUSBチューナーに搭載のIC名が表示されます。
これで「SDR#」がUSBチューナーを認識していることの確認は完了。「RF Gain」(利得調整)は30~40で設定します。これでセットアップは終了です。
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ラジオライフ編集部

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