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AR-DV10のデジタル無線受信の可能性をチェック

業務無線機を製造しているアイコムのような“大人の事情”が少ないエーオーアール。「AR-DV10」で聞けるデジタル無線のジャンルは、ライバル機の「IC-R30」を超えています。ただし、デジタルシステムの違いから聞ける無線と聞けない無線に分かれるのです。AR-DV10のデジタル受信の可能性をチェックしましょう。


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AR-DV10のデジタル無線受信の可能性をチェック

アメリカ軍の連絡波は受信できる

アメリカ軍基地内連絡波はアメリカの統一規格なので、P25モードを使用する在日アメリカ軍の連絡波は受信できます。主に138~141/157~164MHzをランダムに使用しますが、秘話をかけられると受信不可能です。

国土交通省のデジタル無線は、アナログ波のK-COSMOS(395MHz帯)に代わって、全国レベルで配備が進んでいる国土交通省のKーλ(ラムダ)。147MHz帯と142MHz帯を使った中継運用や単信運用が可能です。D-CRモードで受信します。

鉄道無線のデジタル無線は大手私鉄は受信できないものの、4値FSKでデジタル化された箱根登山鉄道は受信できます。中小私鉄は今後もアナログ運用が続きますが、4値FSKでデジタル化されれば聞こえる可能性は大です。

デジタル簡易無線は秘話でも復調

160MHz帯マスコミ無線はNXDNモードですが、AR-DV10ではD-CRモードに含まれます。デジタルモードを区別する必要がないのは便利。秘話コードの解析も可能で、交信が聞こえます。ただし、NHKの連絡波は非対応です。

270MHz帯消防無線について、エーオーアールは消防組織向けのSCPC方式の受信機「AR-Fシリーズ」を製造・販売。受信技術は持っています。しかし、AR-DV10にはデジタル消防無線の受信機能は実装されていません。

デジタル簡易無線は登録局・免許局とも受信可能です。ユーザーコードは受信と同時に解析終了。即座に表示されます。秘話コードの解析機能を搭載しているので、秘話通信であっても復調可能。解析中は秘話音がミュートされるのが難点です。


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DMRデジタル業務無線も受信する

DMR業務無線とは、367MHz帯の地域振興無線や413MHz帯業務無線で使われ始めたDMRモードのデジタル業務無線。受信モードをDMRモードに設定して受信します。IC-R30には無い、AR-DV10のアドバンテージです。

450MHzタクシー無線は、無線機のメーカーも多くてタクシー会社の数も多い状況にあります。各社(グループ)が独自で無線機を導入しているのでデジタル方式も多様。4値FSKを採用している会社であれば、聞こえてくる可能性があります。

TETRA無線について、成田国際空港ではモトローラ製のTETRA機が導入されていますが、トラッキングモード(MCA方式)なので受信不可。T-DMモードを使用しますが、受信実績が少なく未知数です。今後に期待しましょう。

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