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DJ-X11の音声反転秘話機能が注目を集める理由

街や商業施設などの現場で受信活動を行う場合、無用なトラブルを避けるため、イヤホンを接続した上で受信機をカバンにしまうなどして、受信していることを周囲に悟られないようにするのが鉄則です。ただし、場合によってはカバンからアンテナが飛び出してしまうことが起こりえます。このような“接近戦”で有用なのが、イヤホンアンテナです。


DJ-X11の音声反転秘話機能が注目を集める理由

DJ-X11に音声反転秘話機能コマンド

イヤホンアンテナは、その名の通りイヤホンをアンテナとして使う機能。アルインコの受信機「DJ-X11」は外部アンテナを接続しなくても、電波をキャッチできるのです。ただし、外部アンテナに比べると受信感度が落ちてしまいます。

とはいえ、繁華街や商業施設の現場受信では近くで電波が送信される環境。外部アンテナは遠くの余計な電波まで拾ってしまうため、あえて感度を犠牲することで効率的に目的の電波だけをキャッチできるのです。

DJ-X11は、隠しコマンドを入力すると音声反転秘話機能が追加されます。音声反転秘話は音声スペクトラムの高低を逆にする秘話で、回路構成も単純です。古くからアナログ無線の秘話として、警察無線やコードレスホン、特定小電力無線などで採用されました。

DJ-X11の音声反転秘話機能で署活系

その当時は、外付けの秘話解読器も売られたほどでしたが、警察無線やコードレスホンのデジタル化が進み、21世紀に入る頃には市場から姿を消したのです。

ところが、にわかに音声反転秘話が注目を集めます。アナログで存続した消防無線の署活系は、デジタル消防無線機に対する現場の不満が噴出したのを受け、多くの消防本部で新たに割当てられました。

一部では、出場先のプライバシーに配慮してか音声反転秘話を導入しているのです。旧時代の秘話方式が、意外なかたちで復活することになりました。

この音声反転秘話は、コマンド改造したDJ-X11で容易に解読可能です。消防無線署活系の受信において、DJ-X11は大きなアドバンテージを得ているということ。DJ-X11は、その多機能を活かした“現場受信”で一線級の活躍をみせる受信機なのです。(文/おだQ司令)

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ラジオライフ編集部

ラジオライフ編集部三才ブックス
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