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新快速「Aシート」指定席販売をJR西日本が延長

JR西日本が米原駅~姫路駅間などで運行する新快速では、2編成で座席定員制の車両「Aシート」付きの列車を2019年から運行中です。2020年12月からは新快速Aシートの一部座席について指定席も発売され、7月からはその座席数も12席から20席へ増やすことになりました。さらに、チケットレスを活用することにより割引料金で新快速Aシートの指定席へ乗車することも可能です。


JR西日本が新快速「Aシート」指定席販売を延長


新快速のAシート指定席を20席に増加

JR西日本は、京都線・神戸線の新快速で運行中の有料席「Aシート」について、2021年7月1日より指定席数を12席から20席に増加することを発表しました。Aシートは、新快速の223系列車2編成の1両を有料席向けに座席を改造し、2020年3月16日より運行が行われています。

新快速Aシートの車内には、リクライニング機能付きの座席が46席設けられ、座席のあるエリアは立席利用ができません(デッキ付近は立席可能)。また、新快速Aシートの各座席にはテーブルや電源コンセントも用意され、車内からはWi-Fi接続でネット利用もできます。

Aシートが連結された新快速は、野洲駅~姫路駅・網干駅で毎日2往復運行され、2020年の運行開始当時は全席自由席で、座席の確保を確認後に、500円の乗車整理券を車内で購入する仕組みでした。また、新快速Aシートの座席エリアと立ち席エリアは透明なアクリル板で仕切られ、空席の有無をデッキ部から確認することが可能です。


新快速Aシートのチケットレス価格

全席自由席のAシートに指定席が追加されたのは、2020年12月1日からのことで、当初は12席限定で2021年2月28日までの期間限定でした。ところが、指定席が好評だったこともあり6月30日まで運用を延長。さらに、指定席の運用が7月1日~9月1日まで再延長することとなり、あわせて新快速Aシートの座席数も20席まで拡大されます。

新快速Aシートの指定席券料金は通常830円で、駅のみどりの窓口などで乗車1か月前から購入可能。さらに、JR西日本のWeb予約サイト「e5489」ではチケットレス指定席券も販売され、チケットレス価格は600円(夕方の野洲駅発は450円)と通常料金より230円(380円)割安です。

なお、新快速Aシートの運行は平日と土曜休日でダイヤが異なり、平日は網干駅7時22分、姫路発18時10分、野洲駅10時59分・20時59分発。休日は姫路駅8時40分・16時10分、野洲駅11時59分・19時34分発で、平日ダイヤは通勤向け、休日ダイヤは行楽向けとなっています。

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ラジオライフ編集部

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