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途中下車して乗り直すと大幅割安になる路線は?

「鉄道会社をまたぐと料金体系が変わる」「ローカル線と幹線では料金が違う」など、JR路線の運賃計算は非常に複雑です。その複雑さをより高めているのが首都圏や名古屋圏・関西圏に設定された「特定区間運賃」。この特定区間運賃を組み合わせて、わざと途中下車して乗り直すと大幅割安になる路線があるのです。


途中下車して乗り直すと大幅割安になる路線は?

特定区間運賃とそれ以外を別々に購入

JR各社の運賃は、乗車距離に応じて決まるのが基本ですが、さまざまな例外も存在します。なかでも、首都圏や名古屋圏・関西圏には特定の区間の運賃を割安にする「特定区間運賃」は、うまく活用するとJR路線へお得に乗ることができます。

特定区間運賃は、新宿駅~八王子駅や京都駅~大阪駅のように、JR以外の路線と競合する区間に設定されています。とはいえ、JR側が設定した特定区間運賃はそれでも競合路線より割高なケースがほとんどであるため、運賃だけで考えればJR利用はお得とはいえない状態です。

しかし、特定区間運賃にはJR線のみ乗車する場合の運賃を割安に済ます裏ワザ的な活用方法があります。それは、特定区間運賃が設定された区間とそれ以外の区間で乗車券を別々に購入するというものです。

例えば、渋谷駅~保土ケ谷駅の場合では、通常に乗車券を購入すると570円になります。一方、渋谷駅~横浜駅がJR東日本の特定区間となっていて運賃は400円で、横浜駅~保土ケ谷駅は140円のため、渋谷駅~横浜駅・横浜駅~保土ケ谷駅のように2枚の乗車券に分けると合計540円と、30円お得になるのです。

特定区間運賃を応用して220円も割安

このテクニックがもっとも効果的なのが、東海道線の京都駅より東側から大阪駅へ向かうパターン。これは、京都駅~大阪駅は阪急・京阪と競合する区間で、JR西日本の特定区間運賃は570円と通常計算した運賃860円より290円も割安だからです。

例えば、大津駅~大阪駅の運賃は通常に乗車券を購入すると990円。一方、大津駅~京都駅・京都駅~大阪駅のように分割して購入すると大津駅~京都駅が200円、京都駅~大阪駅が570円で合計770円となり、220円も割安になるのです。

ただし、この方法には欠点があり、必ず途中の京都駅で一旦下車し、改札を抜けなくてはなりません。大津駅から大阪駅へ向かうケースでは、大津駅~京都駅の乗車券で乗車し、大阪駅で清算する方法も考えられますが、この場合は精算時に大津駅~大阪駅と大津駅~京都駅の差額を支払うことになってお得になりません。

実は、つい最近までこの途中下車を回避する方法があり、それは回数券を組み合わせるというものでした。例えば、大津駅~京都駅の回数券で大津駅から乗車し大阪駅で精算すると、京都駅~大阪駅の特定区間運賃だけで済みました。しかし、JR西日本が2021年9月1日で普通回数券を廃止してしまい、現在はこの方法が使えなくなりました。

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ラジオライフ編集部

ラジオライフ編集部三才ブックス
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