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鉄道無線のアナログ波はどんな通話が聞こえる?

鉄道無線の鉄則は「乗客・運行本数の多い路線に通話あり」です。乗客が多い大手私鉄では、トラブルも発生しやすいということ。そして一度、列車が止まると運行本数が多いため、すぐに後続列車や反対列車に影響が出るのです。これが鉄道無線の通話の多さにつながります。大手私鉄のアナログ鉄道無線を見ていきましょう。


鉄道無線のアナログ波はどんな通話が聞こえる?

鉄道無線は事故で通話がひっきりなし

トラブルは乗客同士だけではなく車両や設備にも生じますし、大手私鉄のように路線が長いと高架化が進んでいるとはいえ踏切も多く、踏切で非常通報装置が押下されたり、障害物検知装置が動作することもしばしばです。

そして人身事故でも起きようものなら、列車の運用や振替輸送の実施を巡って、鉄道無線は通話がひっきりなし。また、トラブルがなくても保線作業などで係員が線路内に立ち入ることも多く、その通知も行われます。

その他にも、毎正時や6・12・18時と数時間ごとに時報を流す会社や、安全運転の励行の通報を頻繁に流す会社もあり、各社独自の運用をしているのです。

鉄道無線で朝4時台に叩き起こされる

鉄道無線は早朝や夕方に、内容のある通話とは言い難いものの「通話試験」や「開局」と呼ばれる、指令との通話による無線機の動作チェックが頻繁に行われます。受信機の電源を切り忘れて寝てしまうと、通話試験の音声で朝4時台に叩き起こされることもあるのです。

通話試験も全列車で実施する会社もあれば、一部の列車しか行わない会社もあります。なお、指令側の周波数から、列車側の音声が聞こえるかは会社によりけりです。指令側に列車側の音声が乗っていない場合は、周波数を切り替えながら、もしくは2波同時受信で対応します。

とはいえ、列車側の電波が受信できなければ、それもできません。しかし、通話では、指令側が要点を復唱するので、おおまかな内容は把握可能です。

京阪神地区であれば、1路線だけでも十分な通話が聞こえますし、大ゾーン方式を活かして複数の路線をスキャンすれば、退屈するヒマもないほど受信できます。(写真・文/神戸の受信マニア)

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ラジオライフ編集部

ラジオライフ編集部三才ブックス
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