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覆面パトカーによる高速の自損事故は意外に多い

高速道路を走行している覆面パトカーは基本的に高速道路交通警察隊。通称「高速隊」です。じつは高速隊による自損事故は、私たちが思っている以上に多いといいます。そこで、高速を走る覆面パトカーの車内で何が起きているのか、高速隊のOBに話を聞いてみました。


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覆面パトカーによる高速の自損事故は意外に多い

覆面パトカーは第1通行帯に潜む

警察で交通部門を担当するのが交通部。その花形部署が交通機動隊(交機)と高速道路交通警察隊(高速隊)です。交機と高速隊の大きな違いは、交機が一般道を担当して高速隊が高速道路や有料道路を担当することです。

また、交機が交通取り締りを専門とするのに対し、高速隊は事故処理やパーキングエリアなどでおこった事件捜査も任務に含まれています。つまり、高速道路を含む有料道路で起きた事件は、すべて高速隊の担当となるのです。

そんな高速隊のOBは「覆面パトカーは第1通行帯を大型トラックの前で身を潜めて走っています。前を見ながらも、追い上げてくる違反車がいないか後方警戒。第2通行帯を走っているクルマも携帯電話を使っていないかとか、チェックしているのでムダ口は少ないです」と車内の様子を話します。

覆面パトカーはすぐ追い上げない

ただ、新人が入ってくると覆面パトカーの様子は変わるようです。「ベテランがハンドルを握りながらいろいろ教えます。取り締まりの現場というのはケースバイケース。なので、いろいろ見せて取り締まり方を覚えさせます」と話します。

「新人隊員に頃合いを見計らってハンドルを握らせると、まぁ、いろいろやってくれます。速度違反車を見つけても、すぐに車線変更をして追い上げていくと気づかれますから、間合いをとってから車線を変更して追尾」するといいます。

「でも、こっちは80km/hで走っていたわけですから、150km/hで走っている違反車に追いつくためには、相手以上のスピードを出さないと追いつけない。そうなると事故ることもありますよ」というのです。

高速道路は長いので一般道のように急加速で追い上げる必要はありませんが、運転には細心の注意が必要になります。高速道路でのパトカーの自損事故は私たちが思っている以上に多いのでした。

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