なりすまし被害は芸能人より一般人のほうが深刻
SNSのなりすまし被害といえば、芸能人の名前を騙ったTwitterのなりすまし被害がよく話題になります。しかし、なりすまし被害は芸能人よりも一般人のほうが深刻です。とくに明確な悪意を持ったケースでは、信用の失墜や重要な個人情報の流出などが危惧されます。

なりすましを見極めるのは難しい
記憶に新しいところでは、女性タレントを名乗り、数々の暴言ツイートを発信していたユーザーが大きな話題を呼びました。このなりすましが悪質だったのは、あたかも本人かのようなプロフィールと顔写真を用いて、本人になりきった形でツイートを続けたことにあります。
冷静に考えれば、CMに多数出演する芸能人が、他の芸能人を貶めるような暴言ツイートを連発できるわけがありません。恐らく多くの人は、半信半疑でこのユーザーをフォローしていたと考えられます。
しかし、若いタレントの中には所属事務所に内緒で個人アカウントを持つケースも…。本人が否定しない限りは一般人がなりすましかどうかを見極めることは難しいのが現状です。
悪意を持ったなりすましは深刻
実はTwitterやFacebookなどのSNSでのなりすまし被害は、我々一般人の方が被害が深刻化しやすいもの。まず、芸能人のなりすましなら、多くの人の目につくため、発覚しやすいが、一般人だと発覚が遅れて被害が大きくなる可能性があります。
そして愉快犯ならまだしも、イジメや個人的な恨み、ストーカーなど、明確な悪意を持ったなりすましは深刻です。信用の失墜や人間関係の崩壊、重要な個人情報の流出などが危惧されます。
さらに一般人が標的の場合は、身近に犯人がいるケースも多く、本人を装うことは難しいことではありません。そう考えると、我々一般人こそ、なりすましに対して危機意識を持つべきなのでしょう。
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