Amazonで横行する「返品詐欺」を防ぐ方法とは
Amazonで横行している「返品詐欺」とは、購入した商品を返品してAmazonでタダ買いする手法。アメリカのとある夫婦が、何百個ものAmazonアカウントを使い回し、「届いていない」と嘘のクレームを入れて商品をだまし取ったというその額、なんと1億3,500万円。Amazonの返品詐欺を防ぐ方法を見ていきましょう。

Amazonの返品詐欺はシステム悪用
意外に知られていませんが、Amazonでは個人でも小口出品枠で商品の販売が可能です。しかも「フルフィルメント by Amazon(FBA)」と呼ばれるサービスを利用すれば、商品保管から注文処理、発送まですべてAmazonが代行してくれます。
非常に楽に見えるこのシステム、実は落とし穴があるのです。それがAmazonの返品詐欺。Amazonでは商品に問題があった場合は、無条件で返品を受け付ける規約になっており、客からの理不尽な返品処理もすべて自動で受けてしまうのです。
詐欺犯はこのシステムを悪用します。中身の商品を抜いたり、ゴミのような中古品や海賊品に取り替えてAmazonに返品。Amazonは返品された商品の中身を確認しないまま、それを出品者に戻してしまうのです。
Amazonの返品詐欺に初めて気付く
詐欺犯が支払った購入代金は、返品を受け付けると返金。結果的に、タダで商品を手に入れてしまうというわけです。出品者は返品されてきて、初めて詐欺に遭ったと気が付くことになります。
返品されてきた商品が別物だとAmazonにクレームを入れても「購入者が不良品だと言っているから返金した」と返答されるのみで、まともに取り合ってくれません。手の込んだ返品詐欺になると、巧みに偽装した模造品に入れ替えたり、必要なパーツだけ抜いて返品したりします。
出品者が情報交換できるセラーフォーラムでは、一時期ほどではありませんが、まだ返品詐欺に関する質問が続々と投稿されています。このため、Amazonの返品詐欺を防ぐためにも、出品する場合にFBA利用を避けるのがベターでしょう。
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ラジオライフ編集部

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