パソコンをスマホに偽装して動画を保存する方法
現在、多くの動画配信サービスでは、ダウンロード機能によって一時保存が可能ですが、基本的にはスマホ&タブレットのアプリ専用機能となっています。パソコンのブラウザや「FireTV」などのSTBでは非対応。NetflixやAmazonプライム・ビデオをFireTVのアプリで視聴すると、スマホアプリにはある「ダウンロード」ボタンがありません。

スマホアプリに動画を保存する機能
パソコンやテレビは非対応ですが、基本的にスマホ用のアプリにはダウンロードして保存できる機能が実装されています。であるならば、パソコンをAndroidに偽装すれば、ダウンロードできるということです。
そこで、編み出されたのが、Android用ゲームをパソコンでプレイするためのエミュレーター「NoxPlayer」を利用してパソコンで動画をダウンロードする方法です。
公式サイトからエミュレーターを入手してパソコンにインストールすると、Android端末として使用可能になります。初期設定ではGoogleの「Pixel 2 XL」になっており、プリセットには「Galaxy」や「Xperia」なども用意されていました。
パソコン上で動画の保存が完了した
Google Playに自前のアカウントでログインすると、フツーに各種アプリをインストール可能。動画サービスのアプリを起動するとダウンロードボタンがあり、確かに「スマホ」として動作しているようです。
具体的な方法は、動画サービスのアプリが起動したら自分のアカウントでログインしてお目当ての作品を検索。スマホアプリなので、許可されている該当作品にはダウンロードボタンがあるはずです。ダウロードオプションで画質を指定したらダウンロードを開始します。
こうしてパソコン上で動画の保存が完了しました。外出先などでネットにつながっていない状態のノートパソコンでも、保存していたアニメや映画を視聴可能というわけです。
実際、Googleのセキュリティ診断を見てみると、初期設定のPixel 2 XLでのログインが報告されていました。なお、IMIEもランダムで変更できます。