TVerをCMカットしてスマホ・パソコン・テレビで飛ばす方法

「TVer（ティーバー）」は在京民放5社が運営する公式テレビポータルサイトです。TVerではテレビで放送されたドラマ・バラエティ・アニメといった番組が、放送後7日間見放題になる「見逃し配信」をメインに、さまざまな動画をPCやスマホなどで、全部タダで楽しめます。そんなTVerをCMカットで飛ばすなど120％楽しむテクニックを紹介しましょう。

TVerをCMカットで飛ばすアドブロックツール

在京民放5社が運営する公式テレビポータルサイト「TVer（ティーバー）」は、PC以外にもさまざまな視聴環境に対応しています。TVerはスマホアプリに加え、テレビアプリやChromecast＆Amazon Fire TVを使って大画面のテレビでも視聴可能です。

そんなTVerを利用していて、まず気になるのがCMの多さ。TVerは動画を再生するたびに15～30秒のCMが入り、シーンを飛ばすとさらにCM…。もちろんTVerは広告スキップなどはできないので、すべて見るまで本編が始まりません。

そこで、TVerのCMカットを「AdBlock Plus」などのアドブロック定番ツールでも試しました。しかし、TVerのCMは定番ツールではカットできませんでした。また、TVerの番組が正常に再生されないなど、不具合が起きることも…。

TVerのCMカットに専用の広告ブロッカー

パソコンの場合は、TVerのCMカットは専用の広告ブロッカーを使いましょう。「TVer 広告ブロック」は、TVerのCMカットに対応した専用アドブロッカーです。

TVer 広告ブロックはインストールするだけでTVerのCMがカットされます。しかし、他のアドブロッカーが有効になっているとTVer 広告ブロックが正常に機能せずにCMカットできないことがあるので、オフにしておきましょう。

「AdBlock」は世界で最も普及していると思われる広告ブロッカー。有名過ぎて各サイトで真っ先に対策されがちですが、TVerは今のところ対応してくれました。TVerのCMをカットして飛ばすための設定も不要で、デフォルトで問題ありません。

TVerをCMカットで飛ばす広告ブロック機能

スマホ用の広告ブロッカーとして有名な「AdGurd」もTVerのCMをカットして飛ばすことが可能。ページの閲覧の高速化やセキュリティ強化など、オマケ機能も充実しています。これも特に設定もせず、デフォルトの状態でTVerのCMを飛ばすことができました。

「uBlock Origin」は超シンプルな広告ブロッカー。CPUやメモリに負荷がかからないのがポイントです。広告ブロッカーではマイナーな部類ですが、TVerに対応していることを確認。こちらも設定なしでTVerをCMカットで飛ばすことが可能です。

このほか、パソコンでのTVerのCMカットに活用したいのが「Braveブラウザ」です。Braveブラウザは「BraveShields」という広告ブロック機能を搭載したWebブラウザで、TVerのCMをカットできます。ブラウザの動作も軽く、何より煩わしいCMがカットされて一切入らなくなるので、TVer専用として活用しましょう。

TVerのCMカットでスマホでも飛ばす

パソコンでTVerをCMカットで楽しむなら、ブラウザのメニューから設定を選び「Shields」の項目にある「トラッカーと広告をブロック中」を「積極的」に設定。CMカットはTVerのサイトにアクセスして動画を再生するだけです。TVerのすべてのCMがカットされます。

スマホでTVerをCMカットで楽しむなら「AdGuard」がおすすめです。AdGuardは、TVerのCMカットを含め、スマホ上のあらゆる広告をカットできるアドブロックアプリです。iOS・Android端末ともにこのアプリを有効にしておくだけで、TVerのCMをカットできます。

Google Playで配布されているスマホでTVerをCMカットできるAndroid版アプリは機能が制限されているので、公式サイトからAPKを入手してインストール。AdGuardを起動すると利用規約画面が表示されるので「同意する」をタップします。

次に、スマホでTVerをCMカットするために保護を有効にしておきます。これで、TVerのCMカットを含めあらゆるアプリで広告がブロックされるようになるというわけです。TVerのCMも見事にカットされました。

TVerをCMカットで飛ばすスマホアプリ

スマホでTVerをCMカットで楽しむなら「Brave」アプリを利用します。TVerのCMカットBraveアプリを起動して、右下のメニューをタップして「設定」を選択。ここでTVerをCMカットには「広告と追跡をブロック」と「地域別広告ブロックを使用」をONにしてください。

CMカットは続いて、TVerにアクセス。TVerのCMカットにはメニューから「共有」をタップします。「デスクトップサイトをリクエスト」を押し、TVer動画を再生するとCMがカットされるのです。

「Brave」は標準でアドブロック機能を備えており、TVerのCMカットにも有効。しかもピクチャ・イン・ピクチャもあるので、TVerの動画視聴にはマジで使えるブラウザなのです。

TVerをCMカットしてスマホ・パソコン・テレビで飛ばす方法

TVerをCMカットでテレビで飛ばすアプリ

実際に、スマホでTVerをCMカットで楽しむ方法は、まずはBraveを起動してTVerのサイトにアクセスします。動画の再生ページを開くと「アプリで視聴」するボタンが出るので、右下の設定をタップ。「デスクトップ版サイトをリクエスト」を押すとPC版サイトが開き、そのままTVerがブラウザ上で再生できるようになるのです。

結果として、スマホ版BraveでTVerのCMをカットできるわけというです。ただし、Androidで同様のBraveによるTVerのCMカットの方法は使えません。

テレビでTVerをCMカットで楽しむ方法も紹介しましょう。FireTVのTVerアプリで、CMをカットする際に定番なのが「PurpleDNS」というアプリ。動画再生時にDNSサーバを変更するアプリで、同じ用途のアプリであれば、PurpleDNS以外のものでも代用可能です。