マキタの電動レンチvs.中華パチモノの比較動画
マキタの電動工具といえば、日本国内では圧倒的なシェアを持ち、プロ仕様のモデルはさまざまな作業現場で活躍しています。ところが、マキタのプロ仕様モデルとそっくりな中華モデルが激安価格でアリエクなどで販売中。その性能が気になる人も多いようで、実際に購入して本家と中華モデルを比較した動画が人気を集めているのです。

マキタのインパクトレンチTW300DZ
マキタのインパクトレンチといえば、プロも信頼する品質で有名です。なかでも、18Vバッテリーモデルはさまざまな作業現場で使われている光景を見かけます。とはいえ、18Vバッテリーモデルはプロ仕様ということもあり価格も高めで、最大トルク300NmとなるTW300DZの標準価格は2万6500円です。
一方、TW300DZの一世代前にあたるTW285Dをコピーしたと思われる中華インパクトレンチがアリエクスプレスなどで販売中。価格も3000円~4000円と激安で、本家の1/5以下で購入できてしまいます。この価格で、はたしてどの程度の性能を発揮するかは多いに気になるところ。そして、実際に中華インパクトレンチを購入し、TW285Dと比較した動画が人気を集めています。
動画をアップしているhakaihanさんは、自動車のホイール磨きや洗車、コイン磨きなどクリーニング系動画を中心に活躍中で、電動工具のリポート動画は少し異色の内容です。しかし、「マキタ18Vインパクトレンチ中華コピー品と本物TW285Dを比べてみた タイヤ交換など」の動画再生回数が圧倒的に多く、200万回を超えています。
中華製の見た目がTW285Dとそっくり
比較動画を見て驚くのは、中華インパクトレンチの見た目がTW285Dとそっくりなこと。何らかの形でTW285Dの金型を入手して製造しないと、ここまで似せることができないレベルです。また、バッテリーをはじめとするアクセサリーは、マキタ純正品をそのまま流用する仕組みのようです。
実際の性能比較動画では、自動車のホイールナット締め外し、木工用ドリルを取り付けた穴開けを実行。細かい使い勝手では、さすがに本家TWD285Dの方が上ですが、hakaihanさんの評価では予想以上に中華インパクトレンチは使えるというものとなっています。
ただし、マキタ純正アクセサリーを流用するということは、その分の出費がかさみます。マキタ純正品の場合、バッテリーと充電器を揃えるだけでも2万円以上かかり、そのほかにソケットやドリル用チャックなども必要なため、そこまで揃えたうえであえて中華インパクトレンチを選ぶかは、人それぞれといえそうです。

ラジオライフ編集部

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