巧妙な偽メールによるウイルス感染を防ぐ方法
偽メールにウイルスを添付して送りつけてくるのは、古くからよくある手口。そのほとんどが英語や怪しげな日本語なので、比較的回避することは可能でした。ところが、最近はビジネス風の内容で自然な日本語というパターンの偽メールも多く、危険度がかなり増しているのです。
偽メールの添付の実態はキーロガー
最近のウイルスが仕込まれた偽メールは、自然な日本語で営業や請求書を装うビジネス風なものが増えています。企画書の添付など巧妙な文面でうっかり開いてしまいそうになるので、気を付けたいところです。
また、偽メールの添付ファイルの実態は破壊活動を行うウイルスではなく、システムに潜んで入力情報を盗む「キーロガー」であることが多いのも特徴。もちろん、最近流行りのランサムウェアが添付されている可能性もあります。
直接ウイルスを添付するのではなく、ウイルス感染先となるリンクをメッセージ内に貼り付けておくケースにも要注意。最新版のブラウザなら警告が出て教えてくれることもありますが、用心に越したことはありません。
偽メールのウイルス感染を防ぐ方法
こうした偽メールによるウイルス感染を防ぐ方法は、最新の無料メールソフトである「Thunderbird」がオススメ。迷惑メールを自動処理する学習機能があるため、誤ってウイルス付きメールを開く危険が下がります。
具体的には、メールに「迷惑マーク」をチェック。それ以降、同様のメールは迷惑メールフォルダに振り分けられるのです。他にも、フィッシング詐欺アラームやデジタル署名チェックなどセキュリティ機能を備えています。
ただし、Thunderbirdだけで全ウイルスを防ぐのは難しいのが実状。メールのガードにも対応した「AVG AntiVirus」を導入し、より強固なセキュリティを構築するようにしましょう。
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ラジオライフ編集部
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