盗聴器が仕掛けられているか6つのチェック場所
盗聴はスパイ映画の中でしか登場しない非日常な犯罪だと思ったら大間違い。我々が知らないところで、盗聴器は仕掛けられ、会話が盗み聞かれているのです。そこで、自宅に盗聴器が仕掛けられているかどうかを見極めるための、セルフチェックすべきポイントを紹介していきます。
誰でも盗聴被害に遭う可能性は十分
盗聴発見業者などに話を聞くと、盗聴器は意外と身近な人間によって仕掛けられることが多いといいます。パートナーの浮気を疑う人、子どもの行動を監視したい親、不満分子を監視したい会社幹部などが、自宅や会社、ターゲットの持ち物に盗聴器を仕掛けるのです。
そして盗聴器として利用できる、発信器や偽装マイクはネット通販などで簡単に入手できてしまいます。そして、使い方も難しくありません。つまり、誰でも盗聴被害に遭う可能性は十分にあるのです。
そこで気になってくるのが、自宅に盗聴器が仕掛けられていないかということ。一番の不安の解消方法は、盗聴発見業者に依頼することですが、その前段階として自分でセルフチェックするのも有効です。
盗聴器にとっての利便性が良い場所
まず、押さえておきたいのが、部屋の中で盗聴器が仕掛けられる場所はある程度決まっているということ。傾向としては、会話を効率よく拾えたり電源が確保できたりと、盗聴器にとっての利便性が良い場所に仕掛けられることが圧倒的です。
盗聴器が仕掛けられているかのチェック場所1つめは「エアコン周辺」です。高い位置に設置されていて部屋全体の音を拾えることから、エアコン周辺や内部に設置されることが多いといいます。
2つめは「コンセント周辺」。三又コンセントに偽装された盗聴器が仕掛けられることは珍しくありません。盗聴器に常に電気を供給できることも狙われる理由です。
3つめは「電話&回線周辺」です。コンセント同様、盗聴器への電気供給もできることから電話機本体周辺や、回線周辺に盗聴器が仕掛けられます。
盗聴器を外から新聞受けにセット
盗聴器が仕掛けられているかのチェック場所4つめは「新聞受け」。マンションやアパートなどの共同住宅では、玄関ドアに付いていることが多い新聞受けは、盗聴器が仕掛けられやすい場所の1つです。ドアの外から盗聴器をセットできてしまいます。
5つめは「換気扇」です。意外と盲点になりがちですが、換気扇周辺も高い位置で音が拾いやすい上、なかなか目が行き届かない場所。そこを狙って盗聴器が仕掛けられることがあります。
6つめは「各種電化製品」。盗聴器自体の回路は小型のため、まさかと思うような電化製品に仕掛けられていることもあります。パソコン、マウス、USBケーブル、時計、照明機器なども油断できません。
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