ネットの活用法や便利なアプリ、お得な買い物テクニックなど知って得する情報を毎日更新しています。

泥棒対策が必要な季節が「秋から冬」の理由とは

夕方から夜間にかけての窃盗を“宵空き”と言います。泥棒は人が帰宅する時刻、遅くとも夜19時頃までには盗みを終わらせたいわけです。この時期は日が暮れるのが早く、家に人がいる場合、17時頃には電気をつけるでしょう。留守かどうかは一目瞭然。秋から冬は泥棒が好む季節です。泥棒対策が必要な季節が「秋から冬」の理由はここにあります。


泥棒対策が必要な季節が「秋から冬」の理由とは

泥棒対策は行動原則の逆を行くこと

泥棒には「気づかれない・見つからない・捕まらない」という3つの行動原則があります。泥棒はこの原則に沿って住宅を狙うのです。このため、泥棒対策はその逆を行けばよいというわけ。泥棒対策は「気付く・見つける・捕まえる」と心得ましょう。

なかでも、泥棒が嫌うの「目・光・音」です。こうした泥棒の思考を踏まえて、泥棒が侵入を諦める防犯対策を解説しましょう。

1つめの泥棒対策は玄関のカギの強化です。住宅侵入では、圧倒的にカギの無締まり宅が狙われます。玄関からの侵入を防ぐ泥棒対策には、無締まりをしないことと、カギを強化することの2つが重要です。泥棒対策に玄関にカギを2つ付ければ、解錠に時間がかかって侵入を諦める確率が上がるでしょう。

泥棒対策にドアスコープのぞき見防止

泥棒はターゲットを定める時、必ず下見を行います。人の目や防犯カメラが無いか、街灯や防犯ライトは無いか、警報が鳴らないかなどを探るのです。

泥棒が嫌う「目」といえば、人の目と防犯カメラ。このため、2つめの泥棒対策になるのが防犯カメラです。人感センサーでLEDライトが点滅するタイプの物は「光」が泥棒への威嚇になり、泥棒対策により効果的でしょう。

3つめの泥棒対策となる玄関のドアスコープの覗き見防止金具は必須アイテム。泥棒対策に目隠しをして、玄関ドアの外から中を覗く泥棒の目を潰しましょう。


泥棒対策は網戸を錠側にセットする

泥棒対策の「光」は、怪しい人物を目に付きやすくします。防犯ライトや、家に人がいるようにみせかけるテレビシミュレーターなどが4つめの泥棒対策。泥棒は、リスクを冒したくないため、泥棒対策をしている防犯意識の高い家には近付かない傾向があります。

侵入窃盗で多い手口が、認知件数の約31%を占めるガラス破りです。ガラス破りに慣れている泥棒は、1分から遅くとも3分以内で突破します。泥棒に窓からの侵入を諦めさせる窓用防犯フィルムは、5つめの泥棒対策に有効です。

泥棒が嫌う「音」について、熟練した日本の泥棒は物音をほとんど立てず室内に侵入します。例えば、外でクルマが通った時のエンジン音に紛れてガラスを破るなど、周囲の環境をも利用するのです。

そこで、6つめの泥棒対策が網戸をガラス戸のクレセント錠のある方にセットしておくこと。ガラス破りするために網戸を動かさなけらばならず、この時に音が鳴るので泥棒は嫌がるのです。

The following two tabs change content below.

ラジオライフ編集部

ラジオライフ編集部三才ブックス
モノ・コトのカラクリを解明する月刊誌『ラジオライフ』は、ディープな情報を追求するアキバ系電脳マガジンです。 ■編集部ブログはこちら→https://www.sansaibooks.co.jp/category/rl

この記事にコメントする

この記事をシェアする



あわせて読みたい記事

  • 今確認したいスマホの基本セキュリティ対策4つ
    今確認したいスマホの基本セキュリティ対策4つ
  • 汗の臭い対策で忘れてはならない「疲労臭」とは
    汗の臭い対策で忘れてはならない「疲労臭」とは
  • 交通安全対策特別交付金が警察官の温情の理由?
    交通安全対策特別交付金が警察官の温情の理由?
  • 簡単に外せるナンバープレートの盗難対策グッズ
    簡単に外せるナンバープレートの盗難対策グッズ

  • オススメ記事

    盗撮犯罪で逮捕される事件急増!自分の身を守る方法

    悪質な盗撮犯罪は年々増加傾向にあります。警察庁によると、2021年の盗撮行為による検挙件数は5019件で過去最多を更新。盗撮犯罪は1930件だった2011年から10年間で2倍以上に増えたことに[…続きを読む]

    盗聴器の見つけ方!アプリや発見機の使い方も解説

    テレビ番組の盗聴特集などを見て、自宅に盗聴器が仕掛けられていないか気になった人は多いでしょう。盗聴器の見つけ方は、そんなに難しいものではありません。そこで、盗聴器の見つけ方をいくつか紹介しまし[…続きを読む]

    LINEのトーク内容を盗み見する方法とその防衛策

    圧倒的ユーザー数を誇るLINEは当然、秘密の連絡にも使われます。LINEの会話は探偵が重点調査対象とするものの1つです。そこで、探偵がLINEの会話を盗み見する盗聴&盗撮テクニックを見ていくと[…続きを読む]

    盗聴はアプリを入れればできる

    盗聴器といえば、自宅や会社など目的の場所に直接仕掛ける電波式盗聴器が主流でした。しかし、スマホ、タブレットPCなどのモバイル機器が普及した現在、それらの端末を利用した「盗聴器アプリ」が急増して[…続きを読む]

    チョコボールのエンゼルを見分ける方法

    おもちゃの缶詰は、森永製菓「チョコボール」の当たりである“銀のエンゼル”を5枚集めるともらえる景品。このおもちゃの缶詰をもらうために、チョコボール銀のエンゼルの当たり確率と見分け方を紹介しまし[…続きを読む]




    目次