入間基地の撮影ポイントは特殊な機体が楽しめる
埼玉県狭山市にある「入間基地」には航空機を保有しない部隊を含め多くの部隊が所属し、EC-1やYS-11EA/EBなど特殊な用途の航空機が、集中的に配備されています。現在、10機種もの固定翼機が配備。2020年、新たにRC-2とU-680Aが配備され、2021年3月にはYS-11FCが全機退役。また、C-1のC-2への更新が始まりました。
入間基地の撮影ポイントに滑走路35エンド
入間基地は立地的に外来機の飛来も多く、防衛大臣などの要人や幹部座乗機、つまり「○○アルファ」「○○デルタ」などのコールサインが聞こえてくることも珍しくありません。
病院前は最もポピュラーな入間基地の撮影ポイントで、一般人を含め多くのギャラリーでにぎわっています。滑走路35エンドの真横に位置し、滑走路35の離着陸機が撮影できるのです。
誘導路がとても近いので、輸送機系の真横を撮影するための広角レンズがあるといいでしょう。昼から順光ですが脚立は必須です。
もう1つの入間基地の撮影ポイント、滑走路17エンド西側は、滑走路17への離着陸機を昼から順光で撮影可能。こちらは脚立なしでも大丈夫ですが、あった方が撮影場所の自由度が高くなります。
入間基地の撮影ポイントでタッチアンドゴー
入間基地の進入管制と出発管制、そしてレーダーモニターは近隣のアメリカ軍横田基地が担っています。ケースバイケースで、着陸進入の方法と交信の流れに複数のパターンがあり少々複雑。レーダーモニターは必ずしも受けません。
北関東の訓練空域(Hエリア)からの帰投時も、GCIから離れた後に「横田APP」と交信することもあれば、「入間TWR」に直接移ることも。VFRで着陸する場合もありますが、他の基地に比べて天候にかかわらず、GCAによるPARアプローチが多用されているのが入間基地の撮影ポイントにおける特徴です。
Hエリアからの帰投時は、高い確率でタッチアンドゴーやPARアプローチの訓練が実施されます。
「入間TWR」の主用波であるチャンネル2は322.200MHz。共通波のチャンネル1の236.800MHzは、まず使われることはありません。VHF帯の122.050MHzは、同居する埼玉県警航空隊などが使用します。
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ラジオライフ編集部
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