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暗視カメラが超高感度で暗闇を映し出す性能は?

ナイトスコープとは、ごくわずかな赤外線を捕らえて暗闇を映し出す超高感度暗視カメラのこと。調査用機材の老舗メーカー・サンメカトロニクスからも、超高感度暗視カメラが販売されています。超高感度暗視カメラの実際の使い方を見ていくとともに、暗闇を映し出す暗視カメラの性能を見ていきましょう。


暗闇を映し出す超高感度の暗視カメラの性能は?

暗視カメラの赤外線感度領域1,300nm

サンメカトロニクスの超高感度暗視カメラ「NS-1300」は、赤外線感度領域が1,300nmと従来より高く、ごくわずかな赤外線も捕らえて描写が可能。超高感度暗視カメラは赤外線投光器などを使わずとも、暗闇を透視できます。

ズーム機能を搭載し、50m程度の距離なら余裕で暗視カメラはターゲットを捕らえられるでしょう。暗視カメラのズームとピントの操作はレンズ上部。バリフォーカルレンズ(F=5~55mm)を採用しています。

超高感度暗視カメラの本体側面にはコンポジット映像出力端子を装備。PoliceBookシリーズのレコーダーと暗視カメラを接続すれば、録画も可能です。また、録画機能付きの暗視カメラ「NS-1300R」もあります。

暗視カメラが超高感度で暗闇を透視

実際に、約5m離れた距離でペットの姿を捕らえ、暗視カメラをPoliceBook70Sに接続して録画してみました。すると、暗視カメラは犬の表情までハッキリと分かるほどの解像度。超高感度で暗闇を透視しました。

超高感度暗視カメラ「NS-1300」の信号方式はNTSC、有効赤外線領域は770~1,300nm、有効画素数は38万画素、最低被写体照度は0.0003ルクスです。サイズ/重さは86W×65H×250Dmm/653g、電源は単3形乾電池×6本。実勢価格は259,200円となっています。

また、専用モバイルレコーダー「PoliceBook70S」は、動画解像度が最大1920×1080ドット、保存ファイル形式はAVI、記録メディアはSDカード(最大32GB)です。サイズ/重さは85W×53H×24Dmm/131g。実勢価格は81,000円です。

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