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元警察関係者が語る職務質問のテクニックとは?

実際の職務質問はどのように行われているのでしょうか。また、しつこい職務質問を回避する方法はあるのでしょうか。職務質問の裏側を職質歴30年以上、職質のプロである元警視庁地域部自動車警ら隊所属の関係者に聞きました。まずは、職務質問をする人の基準は何かあるのでしょうか?


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元警察関係者が語る職務質問のテクニックとは?

職務質問するのはミュージシャン風

「基本的には、職務質問は挙動が不審な人に行います。例えば、警察官と目が合った瞬間に視線を逸らす人、方向を変えてしまう人などです。大体は、身なりや目の動きで判断します」とのことです。

よく言われるミュージシャン風の人など、マニュアル的なものはあるのでしょうか? 「ありますが、あまり役に立ちません。“ミュージシャン風”というのは、あくまで表現上のこと」なのだといいます。

「長髪や金髪で頬がこけていてやせているなどは、薬物所持が疑われるためなのです。同様にクルマの場合も、“高級車なのに汚い”など、だらしがない車両は対象になりやすい」というのです。

職務質問で目的地を聞くテクニック

なぜなら「覚せい剤などで心が乱れている、または窃盗車といった嫌疑がかけられるからです。自分のクルマじゃないので愛着が無くて汚したままにしたり、窃盗車で整備に出せないなどの理由が考えられます」ということです。

職務質問のテクニックも聞いてみました。「職務質問とは、質問をしていくことで相手の不審点を探って行く作業です。まず、“どちらに行かれますか?”という質問をして、目的地の方向が合っているかなどを調べます。答えが曖昧だったり方向が違ったりすると、住居侵入なども考えられるでしょう」と話します。

「自ら隊は必ず警察官2名で職務質問をするので、怪しいとなれば1名が質問している間に、もう1名が免許証などから身元を照会します。前科があれば、質問をそれに合わせて変えて行きます」ということもするのです。


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職務質問を上手に回避する方法は?

「さらに、カバンやクルマのトランクを見せるように促すのです。その際、裁判例の範囲内で、バッグなどの持ち物を無理やり開けるような強制力はありません。しかし、あまりに不審だったり、拒否する場合は無線で応援を頼みます」といいます。

「それでも拒否し続ける場合は、逮捕令状を取って署に同行させることもあります。拒否を続けることで、犯罪の疑いが強くなる」という面があるのです。

それでは、職務質問を上手に回避する方法はあるのでしょうか? 「職務質問は現場の警察官に委ねられています。なので一概には言えませんが、目を逸らしたりせず普通にしている方がいいと思います。逆に、あまりに協力的だったり低姿勢でも疑われます。落ち度が無ければ、堂々としていればいいのですから」とのことです。

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