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鑑識課は警察犬も所属するなど仕事の範囲が広い

鑑識課は事件現場で腰を屈めてうずくまり、黙々と働く制服の捜査員という地味なイメージがあります。とはいえ、鑑識課は刑事部直属なので、捜査一課など他の課と同等の地位。時には、捜査員の立ち入りを禁止することもあるのです。そんな鑑識課は警察犬も所属するなど、その仕事の範囲は多岐にわたります。


鑑識課は警察犬も所属するなど仕事の範囲が広い

鑑識課には検視官という役職もある

例えば、警視庁刑事部の鑑識課は、現場撮影やモンタージュ作成する「現場写真係」、指紋採取、照合、検出などを行う「現場指紋係」、現場鑑識や警察犬、検死係などが所属する「現場鑑識係」、課内庶務、鑑識機材管理などを行う「鑑識管理係」という構成です。

一方、小さな所轄では鑑識課員が1名か2名しかいないこともあり、その場合はすべての作業を少人数でこなすか、刑事も鑑識活動に加わることがあります。鑑識には初級・中級・上級の資格があり、警察学校で全員が初級の取得を義務付けられ、鑑識課員でない捜査員でも、ある程度の鑑識活動は可能です。

鑑識課には、被害者の死因を見極める「検視官」という役職もあります。本来、死亡を判定するのは医師の仕事ですが、医師が死亡診断書を書けるのは、死亡から24時間以内に医師にかかっていた場合に限られるのです。

鑑識課に所属する警察犬の主な活動

例えば自宅で亡くなった場合、前日に医者に行っていなければ「変死」扱いとなり、検視が必要になります。そういった場合、検視官が死亡の種類を判定して事件性の有無を確認し、監察医が死因を認定するのです。

鑑識課には他にも、モンタージュ写真を作る特殊写真係や指紋の照合をする指紋照合係などがあり、専門の機器や薬剤を使って作業を行います。また、鑑識課には「警察犬」も所属。警察犬係の主な任務は、警察犬の管理と運用です。

警察犬の主な活動は、現場に残された遺留品の臭いから、その足取りを追ったり、行方不明になった人の臭いを辿り探し当てる「足跡追及活動」、遺留品の臭いと容疑者が一致するかどうかを調べる「臭気選別活動」、一定の地域内から人や物を探す「捜索活動」です。

犬種はシェパードが最も多く、他にはドーベルマン、エアデール・テリア、コリー、ボクサー、ラブラドール・レトリバーが日本警察犬協会によって指定されています。

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