追尾式の速度取締りは長くても6秒で測定終了?
パトカーや白バイによる追尾式のスピード違反取り締まりは、違反車のスピードをレーダーなどで測定しているわけではありません。実は「違反したクルマの後方を同じスピードで走る」という、極めてアナログな方法でスピードを記録しているのです。追尾式のスピード違反取り締まりの、測定距離などの基準を詳しく見ていきましょう。

追尾式のスピード違反の取り締まり
幹線道路や高速道路には数多くのパトカーが走っていますが、そのなかでもスピード違反を取り締まるパトカーは「交通取締用四輪車」と呼ばれる車両に限られます。
また、白バイもスピード違反を取り締まりますが、これらの車両は交通機動隊や高速道路交通警察隊といった交通専門部署に所属しています。これらパトカーや白バイがスピード違反車を見つけた際の取り締まり方法が「追尾式」です。
そして、このときスピードを記録するために使われるのが「ストップメーター」。現在使われているストップメーターはデジタル式で、取り締まる警察官が「等間隔で走った」と判断した時点でボタンを押すと、付属するプリンターからスピードが印字され、スピード違反の記録となります。
速度取り締まりは100~200m追尾する
ここで気になるのが、このスピード取り締まりで、パトカーや白バイがどれくらい追尾するのかということ。そこを調べるために警察関連の書類を調べてみました。
すると「おおむね100~200メートルの間追尾する必要がある」という記載を発見。この100~200mというのが警察側が考える追尾式の測定基準になるようです。
仮に時速120km/hで走行している場合、100mは3秒ほど、200mは6秒ほど。すなわち、追尾式のスピード取り締まりの速度測定には「3~6秒」ほどの時間がかかるということです。制限速度を守って安全運転を心がけましょう。
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ラジオライフ編集部
ラジオライフ編集部 : 三才ブックス
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