スマホの停電対策「機内モード」で電池切れ防止
残念なことですが、2018年は全国各地で停電が大きな話題となった年でした。停電で困ることのひとつが、スマホが充電できなくなってしまうこと。そこで、停電が起きたら電池切れをなるべく防ぐ対策が必要です。ここでは、よく知られている省電力モード以外のさまざまなテクニックを紹介します。
スマホの停電対策に機内モード
スマホに関連して停電時にまずチェックしたいのは、電話がつながるかどうかです。電話がつながらないようであれば、携帯電話の基地局も停電で機能していないので、スマホの電源を切って基地局の復旧を待ちます。
一方、電話が使えるようであれば、携帯電話の回線でネットに接続することができます。この際、電池を節約するために大切なのが、携帯電話の待ち受け時間を減らすこと。そこで活用したいのが「機内モード」です。
実は、スマホで電力消費が大きい部分のひとつが基地局との通信です。機内モードはこの通信を全部カットする機能で、ネットを使わない時間こまめに機内モードへ切り替えることにより、電池の減りを大幅に減らせます。
スマホの電源ON/OFFを避ける停電対策
また、電池の節約に有効なのが画面表示時間を減らすことです。通信と並びスマホの電力消費で大きいのが画面表示。バックライトが光る液晶はもちろんのこと、低電力といわれる有機ELでもそれなりの電力が必要です。
そこで、スマホを使わないときに画面表示をOFFにするだけで、電池の持ち時間は大幅にアップします。なお、省電力モードを使うと、自動で表示OFFになるまでの時間が短くなるので、切り忘れに備えてこちらも設定しておきたいところです。
もう一つ電池節約で大事なことは「電源のON/OFFはなるべくしない」ことです。というのも、電源ON時のスマホはフルパワーで動くため、一番電力消費が大きいのです。機内モードや画面表示OFFを活用し、電源は極力切らないようにしましょう。
スマホ停電対策に乾電池対応の充電器
いくら節電対策をとったとしても、数日間停電が続けばスマホの電池は空になります。そこで、非常時に備えて用意しておきたいのが、アルカリ乾電池を使ってスマホを充電する手段です。
アルカリ乾電池対応の充電器は、大手電気店やコンビニなどで1,000~2,000円で販売されています。単三形電池4本を使う製品が主流のようで、充電時に流れる電流量からすると1000mAh程度は充電できそうです。
ただし、乾電池式充電器を使うときは注意が必要です。それは「新品かつ買ってから時間が経っていない電池を使う」こと。使いかけや古い電池の場合、一番負荷がかかる充電開始時に電圧が下がり、いきなり充電がストップしてしまうからです。
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