古いスマホはSDカードを仮想メモリ化して高速化
スマホの進化には目を見張るものがあります。2年ほど前のスマホであっても、最新のゲームをプレイするとカクついてストレスを感じることがあるほど。だからといって、すぐに機種変するのは厳しいのが現実です。そこで、古いスマホのSDカードを仮想メモリ化して高速化する方法を紹介しましょう。

スマホのSDカードを仮想メモリに設定
パソコンで動作が遅いときに検討するのが「メモリの拡張」です。メモリは、CPUが処理を実行するための作業スペースのようなもの。データを一時的に記憶する場所となります。メモリの拡張で処理速度を速くすることが可能です。
とはいえ、スマホに物理的なメモリ増設するのは不可能なので、仮想メモリという方法を用います。すなわち、スマホのSDカードのストレージをメモリとして使えるようにするのです。
なるべく高速のmicroSDカードを、仮想メモリ空間に設定。そして、使用する無料アプリは「Swapper&Tools」。アプリはGoogle Playでは配布されていないので、APKアプリ配布サイトからダウンロードします。
仮想メモリでスマホ動作性能が1.2倍
アプリを起動したら、ソフトウエアのチェックボックスをONにして、仮想メモリを設置する場所を選択するだけです。設定のポイントとしては「Active Swap on Boot」にチェックを入れて、「Swap File Position」はSDカードを選択、「Swap File Size」にはスマホのRAM領域の半分くらいを選択します。
なお「Swappiness」は、0%では仮想メモリを使わない、100%では仮想メモリのみの利用となるので、デフォルトの60%辺りに設定すればOKです。
実際にXperiaの国際スマホ端末「E6653」にて仮想メモリ化をテスト。キングストンのClass10(32GB)ではスコアは80440となり、若干の性能アップに留まりました。次にサンディスクEXTREME PRO(32GB)に切り替えて再測定したところ93566をマーク。動作性能は約1.2倍ほど向上したことになります。
■「USBメモリ」おすすめ記事
指紋認証USBメモリで大事なデータをガード
盗聴器として使えるUSBメモリ型ICレコーダー
隠しカメラになるUSBメモリは暗視撮影も可能
USBメモリおすすめはパスワード+指紋認証

ラジオライフ編集部

最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- 自転車にいきなり赤切符?警視庁が重点地区公開 - 2022年6月26日
- チラシを挟んでクルマを盗む窃盗団が新たに登場 - 2022年6月25日
- オービス通知もドラレコも付いたカーナビアプリ - 2022年6月25日
- ETC車載器1万円助成金キャンペーンまもなく終了 - 2022年6月25日
- オービスはバイクが対象外…はもう通用しない! - 2022年6月24日