スマホでやりがちセキュリティロック失敗例は?
個人情報が詰まったスマホを紛失してしまい、万が一、他人の手に渡ってしまったら…。中身を抜かれて悪用されないよう、鉄壁のロック設定を施しておきたいところです。そこで、スマホでやりがちな失敗セキュリティロックの実例を見ていきましょう。パスワード、パターン認証それぞれのセキュリティロック失敗例です。
スマホのセキュリティロックは脆弱
英数字を組み合わせて作るスマホのパスワード。スマホのセキュリティロックは入力が面倒なだけに、覚えやすく入力しやすいものを設定してしまいがちです。しかし、考えることは皆同じなので、このようなパスワードは脆弱でロックを解除されるリスクが非常に高くなります。
パスワードは英数字を交えるのが基本です。数字だけのパスワードは簡単に推測できてしまうので避けましょう。また「qwerty」のように、キーボードが隣接していて簡単に入力できるパスワードも当然危険です。
また、名前・生年月日・電話番号・住所などからパスワードを作ると、スマホと財布を一緒に落とした時に推測されやすくなるので、避けるべきなのは言うまでもありません。「文字の一部を記号に置き換える」「逆さにする」「2つの単語を混ぜる」などの工夫が必要です。
スマホのセキュリティロックパターン
Androidスマホでよく使われるセキュリティロックが「パターン認証」。これもパスワード同様、覚えやすいシンプルなものが設定されがちです。特に「L/C/O/M/N/S」のようなアルファベットの形は推測されやすいので避けましょう。
パターン認証は、9個のドットを一筆書きで結ぶことでロックを解除できる仕組み。シンプルなパターンは、入力中の画面を盗み見されるだけで漏れてしまう恐れがあります。シンボリックではない、複雑なパターンを設定しておきましょう。
さらに指紋認証によるセキュリティロックは、寝ている本人の指を当てれば解除することが可能。また、ゼラチンなどで複製した指紋でも解除できたという実験もあります。スマホのセキュリティロックは二重、三重にかけておきたいところです。
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ラジオライフ編集部
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