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格安SIMはキャリアより本当に「格安」なのか?

昨年末から今年にかけて、スマホ業界では通信料金の大変動が起きています。NTTドコモ・au・ソフトバンクといった大手が、それまでの料金システムではあり得ないレベルの格安プランを発表。それにあわせ、「格安SIM」と呼ばれる各社も相次ぐ値下げを行っています。はたして、いまでも格安SIMを使うとお得なままなのでしょうか?


格安SIMはキャリアより本当に「格安」なのか?

格安SIMは大手回線を借りてサービス

携帯電話やスマホに関する「SIM」とは、「Subscriber Identity Module」(顧客認識部品)の略で、狭い意味ではスマホなどに入れて利用するICチップのことを指します。しかし、現在は契約した携帯電話会社を指す言葉として「キャリアSIM」「格安SIM」といった具合に使用されることも増えています。

携帯電話会社には、大きく分けて自社回線を利用する「MNO」、他社から回線を借りてサービスを提供する「MVNO」の2種類があります。MNOにはNTTドコモ・KDDI・auの大手3社のほか、楽天モバイルが加わりました。ただし、楽天モバイルの場合は自社回線のエリア不足をカバーするため、au回線を利用する場所もあります。

そして、格安SIMと呼ばれる電話会社はいずれもMVNOです。MVNOの場合、電話回線を借りる会社がどこかも重要ですが、複数のMNOから選べる会社も少なくありません。とくに、現在MNOから格安SIMへ乗り換えるのであれば、使用中のMNOを利用するプランを選ぶと無難でしょう。

毎月3GB以下は圧倒的に安い格安SIM

格安SIMと呼ばれることからわかるように、MVNO各社はMNO各社と比べ料金が安いことがセールスポイントでした。ところが、国からの指導もあり2021年に入ってMNO各社が格安プランを投入。MVNOだからといって、必ずしもMNO各社と比べて激安とはいえない状況になっています。

MVNOを選んだ方が圧倒的にお得になるのは、スマホのデータ通信量が毎月3GB以下で、電話はほぼ利用しない人です。MVNO大手のIIJMioの場合、月2GBプランであれば月額858円となり、音声通話も従量制ですが利用可能となります(3分かけ放題、10分かけ放題のオプションもあり)。

また、データ通信容量の選択肢が豊富なのもMVNOの魅力。イオンモバイルの場合、月0.5~50GBまで17種類の通信容量プランを用意。月20GB以下はMNO各社より割安となります。また、BIGLOBEモバイルにはYouTube、Spotifyなど5コンテンツについて容量にカウントしない「エンタメフリー・オプション」があります。


容量無制限は格安SIMより楽天モバイル

逆に、光回線代わりにスマホを利用したいような人には格安SIMは向いていません。例えば、テレビに接続してAmazonプライムビデオの4K映像配信サービスを利用するといった場合、テザリング対応かつデータ容量無制限のプランが必須になります。

こうしたプランは、現在のところMNOのみ提供中で、なかでも圧倒的に割安なのが楽天モバイル。月額料金は毎月のデータ通信量で変わるものの、上限の月3278円でテザリングを含めた高速通信が無制限で利用可能です。

ただし、楽天モバイルを利用する際に注意したいのが、自分が利用する場所が同社回線エリアになっているかのチェック。楽天モバイルは、自社回線のないエリアをau回線を利用したMVNOでカバーしていますが、こちらを利用するとデータ容量制限が出てくるからです。

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