SIMロック解除アダプタでキャリア縛りから解放
国内ではiPhoneのキャリア縛りが長く強いられており、各キャリア対応のiPhone以外のSIMを挿しても、通話もデータ通信も行えません。iPhone6s以降では、キャリアにロック解除を依頼すれば有償でSIMフリー化できますが、ロック解除以前に解約してしまったり、中古端末を入手した場合などは、現時点では手詰まり。そこで試したいのが「SIMロック解除アダプタ」です。

SIMロック解除アダプタで格安MVNO
今後、総務省の指導などで、中古端末もSIMロックが解除できるようになる可能性もありますが、まずは試したいのが、DesoonのSIMロック解除アダプタ「R-SIM14」です。
SIMロック解除アダプタは手元にあるソフトバンクのiPhoneで、ドコモ系格安MVNOの通信SIMを使いたいといった時などに重宝します。ただ、SIMロック解除アダプタはOSのアップデートのたびに対策されるので、さらにその対策を回避する方法も紹介します。
さっそく、ソフトバンクiPhone6でSIMロック解除アダプタを利用して楽天モバイルを使う手順を見ていきましょう。まずは、下からロック解除アダプタのベロ部分、SIMロック解除アダプタ(本体)、SIMを順番に乗せてSIMトレーに入れます。SIMロック解除アダプタを入れる向きは切り欠きで判断してください。
かつてiOS12.3であれば、SIMロック解除アダプタはこの操作だけでR-SIM独自のメニューが表示され、端末側の「ソフトバンク」を選び、Wi-Fiからプロファイルを持ってくるだけで使用できました。しかし、SIMロック解除アダプタは12.3.1以降ではエラーが出てしまいます。
SIMロック解除アダプタは覚悟が必要
そこで、iPhone6にまずR-SIM14+解約済みソフトバンクSIMを挿して「設定」→「モバイル通信」→「SIM App」→「Edit ICCID」を立ち上げます。20ケタのICCID入力欄が出るため、公式サイトに記述されている数字を入力。これでR-SIM14側のICCIDが更新されるのです。
Wi-Fi環境にて各MVNOのプロファイルをダウンロード、インストールします。これでロック解除していないキャリア端末でも、SIMロック解除アダプタを利用すれば格安SIMが使用可能になるのです。
今回用意した端末は、過去に使っていたソフトバンクのiPhone6(iOS12.3.1)。楽天モバイル(ドコモ系MVNO、通話SIM)の通話/データSIMを使用したいものの、既に解約済みのため「R-SIM14」をテストしてみました。
現状、通話・通信・SMS・LINEなどのSNSや、各種Payサービスなども問題なく使えています(都内の安定した電波環境)。SIMロック解除アダプタは自動アップデートは必ずオフにしておき、OSの更新は一切しない覚悟が必要です。SIMロック解除アダプタは何かあっても自己責任となります。
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ラジオライフ編集部

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