iPhoneのあらゆるパスワードを解除できるツール
「昔使っていたiPhoneのパスコードを忘れてしまった」「親がスクリーンタイムを設定していて自由にゲームできない」という人は少なくないはず。ならば、iPhone用パスワード解除ソフト「AnyUnlock」を試してみてはいかがでしょう。iPhoneのあらゆるパスワードを解析・解除・無効化する方法を見ていきます。

iPhoneの各種パスワードの解除ツール
iPhone用パスワード解除ソフト「AnyUnlock」は、有料ツールだけに高精度・高確率で、Apple IDや画面ロックの解除(初期化)、スクリーンタイムのパスコード解析などが可能です。直感的に分かりやすいUIで、処理スピードが速いのも魅力でしょう。
さっそく、iPhone6(iOS12.4.7)で各種パスコード解除機能を検証します。まずは「Apple IDの削除」から。Apple IDの誤入力でロックがかかってしまった時は、Apple IDをリセットします。実際、数クリックで初期化が完了しました。なお、iOS12以降は「iPhoneを探す」がオンになっていると削除できません。
続いてiPhoneの「画面ロックの解除」です。パスコードを忘れてしまったり、FaceIDが反応しなくなったら、端末を初期化。iPhoneのOSに合ったファームウェアパッケージをダウンロードすることで、フォーマットが完了します。
「パスワードを一括抽出」は、端末内に保存されているWi-Fiアカウント、Webサイトのパスワード、メールアカウント、AppleIDなどを、CSV形式でまとめて出力できました。機種変更した時にも役立ちそうです。
iPhoneの暗号化パスワードも解除する
アプリの使用時間を確認したりコンテンツを制限できるのが、iPhoneの「スクリーンタイム」。スマホの使い過ぎを防止するのに役立つ機能で、親が子どもの端末を管理するのに利用されています。
そんな使用制限のパスコードも「スクリーンタイム解除」で解除できました。これでアプリの使用時間の延長やインストールも自由自在になります。
iTunesにバックアップしたiPhoneの暗号化データを復元するためには、パスワードの入力が必要です。AnyUnlockは「iTunesの暗号化データを復元」で、この復元用のパスワードを総当たりで解析できます。
Windows10環境下(CPU:Intel Core i5 3.4GHz、メモリ:8GB)で解析したところ、8ケタのパスワードを20時間ほどで復元できました。
AnyUnlockのPCの対応OSはWindows/Macで、iPhoneの対応OSはiOS5~13となっています。実勢価格は3,980円(1デバイス1か月利用)です。なお、1年プランは5,980円、永久ライセンスは8,980円で取得できます。
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ラジオライフ編集部

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