SJCAMは数あるGoProコピーの中では屈指の性能
アクションカメラは「GoPro(ゴープロ)」がブランドを確立し、カメラ市場ではホットなジャンルの1つです。そこで注目したいのが、中華製のコピー品。数年前まで低価格低性能の代名詞でした。そんななか、SJCAMは数あるGoProコピーの中では屈指の性能を誇るのです。
SJCAM社のSJシリーズがメジャー
これまでGoProコピーは、コアなガジェットマニアの玩具に過ぎませんでした。しかし、最近では全体に性能が底上げされ、そこそこの性能のものが1万円程度で続々と登場。ライト層にも受けて、市場を侵食しています。
数あるGoProコピーの中で、最もメジャーなのがSJCAM社のSJシリーズです。「SJ4000」で名を売り、後継機の「SJ5000X」は中華系GoProの中でも屈指の性能を誇っています。
GoProコピーは現在、4K/24fps、1080p/60fps、WiFi対応が主流のスペックですが、SJ5000Xの安定度は一枚上手という印象です。なお、後継の上位モデル「SJ6LEGEND」「SJ7 STAR」が近日発売予定となっています。
なお、GoProコピーは、中華大手メーカーのOEMで中身は同一なものや、工場から少ロット単位で買い付けたものなどあり、無秩序に展開しているように見えます。しかし、現在主流のスペックと、チップセットを比較することでいくつかの系統に分類可能です。
SJCAMで使われているNovatek陣営
GoProコピーには、基本的にARM互換のSoC(CPU)が採用されており、組み込み用のLinuxで動作するので、SoCの種類とC-MOSセンサーの組み合わせで性能を類推できます。GoProコピーは大きく4陣営あるようです。
Novatek陣営は、SJCAMのSJ4000やSJ5000Xなどで使われ、OEMでも多用されています。設定項目が細かいのが特徴。上位チップの処理性能は高く安定感があります。Sunplus陣営は、低価格の割に性能は安定志向で使いやすい部類。ただ、設定項目が少なかったり、内蔵時計の仕様が他機種と異なるものがあります。
Ambarella陣営は、各メーカーでは一部のハイスペック機種で採用。AmbarellaA12はネイティブ4K/30fpsを処理できる、数少ないSoCです。AllwinnerV3陣営は、新参メーカーの4K対応廉価モデルで採用。2.7Kだけがまともで、1080pは画質が低いなど、ファームウエアの出来が悪い製品も多く、性能はピンキリです。
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ラジオライフ編集部
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