八重洲無線「WIRES-X」ノード局開設の必要機材
八重洲無線の「WIRES-X(ワイヤーズ・エックス)」が大人気です。インターネットに接続したノード局にアクセスして、日本中の局と交信できます。そこで、八重洲無線のWIRES-Xで実際にノード局を開設するには、どのような機材が必要になるかを紹介しましょう。

八重洲無線のFTM-400D/DHが必須
八重洲無線のWIRES-Xでノード局を開設するには、まずアマチュア無線機「FTM-400D/DH」が必要です。C4FMデジタルとFMアナログモードを装備し、これ1台でWIRES-Xの既存ノード局へのアクセスも可能という144/430MHz帯モービル機で、GPSレシーバも内蔵されています。
2015年3月現在、WIRES-Xのノード局をC4FMデジタルモードで開設する場合は、この機種が必須。ほかにDC13.8Vの外部電源と外部アンテナなどの無線の基本設備が必要です。
次にWIRES-X接続用キット「HRI-200」が必要になります。WIRES-Xのノード局設置のための機器で、インターネットに接続したPCとFTM-400D/DHの両方に接続して使用します。電源はPCと接続したUSBケーブルから供給されます。
そして「WindowsPC+インターネット回線」も必要です。WIRES-Xソフトウェアを動作させるため、クロック周波数2GHz以上、HDDの空き容量1Gバイト以上のWindowsPC(対応OSは8.1/8/7/Vista)と、常時接続しているインターネット回線が必要です。
八重洲無線のサイトで開設手続き
「WIRES-Xソフトウェア」も忘れてはいけません。八重洲無線のWIRES-Xオーナーズページで無償提供される、ノード局用ソフト(Windows専用)の最新版が必要です。
HRI-200を購入したら、八重洲無線のWebサイトからノード局開設の手続きを行い、ノード局とルームのID番号を発行してもらいます。その上でHRI-200付属のケーブルでPCとHRI-200、FTM-400D/DHを接続。続いてWIRES-Xソフトウェアを立ち上げます。
初回は、設置場所で使っているルータのポート開放作業が必要。ですが、取扱説明書に詳しい手順が出ていますし、ルータ側のUPnP機能を使うことで、比較的容易に行えるでしょう。この作業が終わるとソフトが起動し、初期設定でID番号などの必要事項を入力すれば、ノード局開設は完了します。
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ラジオライフ編集部

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