走行中のカーナビ操作&テレビ視聴制限を解除
メーカー純正のカーナビは、走行中は周辺検索などの操作ができないようになっています。また、走行中はテレビも見ることができません。道路交通法では、車両が停止している時を除き、原則として運転手がディスプレイ(スマホの画面を含む)を“注視”するのを禁止しているからです。カーナビ解除の方法を見ていきましょう。

カーナビ解除キットが数千円で販売
とはいえ助手席の人間が操作したり、注視することは禁じられていません。メーカーは十把一絡げで自主規制しているわけです。そのため、カーショップなどでは、カーナビの視聴制限解除キットが数千円で普通に売られています。
しかし、カーナビ解除は実際にはナビ背面にある配線ケーブルたった1本(パーキングセンサー用)を分岐し、カーナビにアースすればいいだけ。カーナビ解除に必要な材料はワンタッチ配線コネクタと20cmほどのケーブルで、費用は数百円もしません。
そこで、走行中のカーナビ操作&テレビ視聴制限を解除する手順を見てみましょう。カーナビ解除の改造後は、助手席の人にカーナビを走行中でも操作してもらえるようになります。
まずは化粧パネル上部を指で押さえつけて引っ張ります。ネジ止めはされていないので、引っ張ると化粧パネルが外れるでしょう。続いて、両サイドにあるネジをドライバーで外して、カーナビをコンソールから引っ張り出します。
カーナビ解除作業は最後にアース
そして、カーナビ背面にあるPセンサー用ケーブルが接続されたカプラを探すのです。カプラに接続されたケーブルのうち、日産・ウイングロードなら「青+黄」がパーキングセンサー用。整備マニュアルでも確認しましょう。
メーカー別のPセンサー用ケーブルは、日産ならカプラが20Pなら青/黄、4Pなら若草です。ホンダは3Pカプラの赤、トヨタはカプラが5Pなら水色、21Pなら黒/白。スバルは14Pカプラの若草、マツダは24Pカプラの紫、スズキは5Pカプラの黄緑です。
目的の配線ケーブルが見つかったら、ワンタッチ配線コネクタで分岐。分岐したケーブルは、カーナビ側面のネジに共締めしてアースすれば、走行中のカーナビ制限の解除作業は終了です。
なお、車種によってはパーキングセンサーがアースに落ちていると警告音が鳴ります。その場合は、カーナビ解除にメーター裏の警告ランプを取り外したり、必要な時のみ操作できるようにスイッチを取り付けて対処しなければなりません。(文/Toybox)
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ラジオライフ編集部

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