冷却スプレー比較ならシャツクールのミスト最強
スプレーした服を着用することで、ひんやり感を得られる冷却スプレー。Amazon売り上げ上位の4製品のシャツ冷却スプレーを比較テストしました。比較した冷却スプレーは「どこでもアイスノン」「シャツクール冷感ストロング」「服の上から体を冷やすスプレー」「瞬間冷却スプレー」。ここから冷却スプレーの最強を選びます。
シャツクールはミストが均等で持続力も最強
冷却スプレーの比較テストの結論からいうと、最強は「シャツクール」。シャツクールはミストが広く均等に噴射され、下がった温度の持続力も十分です。
2位の「瞬間冷却スプレー」は持続力こそ弱いものの、ミスト噴射直後に氷点下30℃まで下げる冷却力を評価しました。一方、「アイスノン」と「服の上から体を冷やすスプレー」は冷却能力や使い勝手がイマイチでした。
冷却スプレーで行ったテストは2つ。温度の下がりやすさとスプレーしたミストの広がり具合です。温度の下がりやすさは、綿の布を腕に巻いてその上からスプレー。スプレー前と直後、10分後の温度変化を計測します。非接触温度計「TR-TEM320」を使用しました。
シャツクールか瞬間冷却スプレーどっち比較
冷却スプレー使用直後の温度低下は「瞬間冷却」が圧倒的。ただし、冷却スプレー後はすぐ温度が元に戻ってしまいます。「シャツクール」は低下する温度は小さかったものの、10分後の持続力は優秀という結果。夏場の屋外で冷却スプレーを使用するならこの2商品のどちらかを選びたいところです。
スプレーしたミストの広がりは、20cm離れたところからダンボールに向けて冷却スプレーを噴射。冷却スプレーのミストがどの程度広範囲に噴射できるのかを計測します。
最も広い範囲にミストがスプレーできたのはアイスノン。シャツクールは全体的にミストが薄い上、ムラがあるのも気になるところです。瞬間冷却はミストがすぐに乾き、熱中対策はミストの液体が垂れてしまいました。（文／鼠入昌史）
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ラジオライフ編集部
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