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数百万円の収益を上げる「ローアングラー」とは

「ローアングラー」とは、その名の通り、極端なローアングルから、被写体の下半身を狙って撮影するカメコ(ビデコ)のこと。ターゲットは、コンパニオン・コスプレイヤー・アイドルなどで、ローアングラーは彼女達が出演するイベントに出没しては、ひたすら太ももやスカートの中を狙います。


数百万円の収益を上げる「ローアングラー」とは


ローアングラーが後を絶たない理由

ローアングラーがやっていることは、盗撮と変わりませんが、大きなイベントでは周囲に紛れて見逃されることが多いため、悪質な行為が後を絶ちません。

これらの問題はフィルムカメラの時代から存在しましたが、最近はSNSなどを介してその実態が表面化。「コミケ ローアン」などで検索すると、コスプレイヤーの局部を狙うカメコの醜態が山のようにヒットします。

最近のカメラは液晶でのバリアングル撮影ができるので、しゃがんだ状態でカメラを地面に置き、延々と下半身を狙うのがローアングラーの定番スタイル。彼らの主流は動画を撮影するビデコです。

それでは、なぜこうした輩が後を絶たないのでしょう。もちろん個人の趣味もありますが、最大の理由は「金になる」から。映像をデジタルコンテンツとして販売したり、YouTubeに公開して広告収入を得たりといった方法で収益化が可能なのです。中には、数百万円以上の収益を上げる“プロビデコ”もいるようです。


ローアングラー絶好の撮影イベント

「東京オートサロン」や「東京ゲームショウ」といった展示会は、コンパニオンが露出度の高い衣装を着ており、ローアングラーにとっても絶好の撮影イベントです。入場者が多く、人混みに紛れやすいというメリットもあります。

ただし、中には堂々と局部を狙うカメコもおり、最近では「ローアングル禁止」といったルールを設けるイベントも増加中。そして、東京オートサロンと並ぶローアングラーの頻出スポットなのが「コミケ」です。

ほぼ裸のようなコスプレで、わざとカメコに接写させるコスプレイヤーもおり、「コミケの闇」として知られます。また小規模なイベントで1対1の撮影が可能な場合「あっちの方がキレイに撮れる」などと言葉巧みに初心者レイヤーを誘い出し、ひと気のない場所でキワドイポーズを取らせる悪質カメコも存在するようです。

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ラジオライフ編集部

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