東京都内でパチンコを打つと実は損をしている件
パチンコ・パチスロは、定期的に台が入れ替わることもあり、同じ時期には全国どこも似たような台が揃うことが普通です。このため、攻略法も全国共通となるので、どこでパチンコ・パチスロを打っても損得は同じと思う人も多いかもしれません。しかし、実はパチンコ・パチスロを打つのに最適な場所があり、東京都内は損をする地域のひとつなのでした。

パチンコの換金率が東京都内は悪かった
昭和の時代、パチンコで出た玉を現金買い取りを前提とした「特殊景品」へ交換すると、最初に玉を借りたときよりも安く換金されることが普通でした。例えば、1個4円で玉を借りた場合は特殊景品へ交換する際は1個2.5円といった具合で、この価格差がパチンコ店の儲けになるともいわれていました。
しかし、平成に入ると1個4円で借りた玉を1個4円で景品へ交換する、いわゆる「等価交換」と呼ばれる方式の店舗が徐々に増えていきます。とくに、東京周辺ではパチスロでは等価交換をウリにする店舗が順調に売上を伸ばしたことから、平成末期になるとパチンコも含めて大半の店舗が等価交換となりました。
ところが、2015年に東京都限定で事情が変わります。というのも、東京都内のパチンコ・パチスロ店が加盟する「東京都遊技業協同組合」が同年11月2日以降から等価交換を中止することを決めたためです。等価交換中止の理由は「射幸性の抑制」、つまりギャンブル性を低くするためというものでした。
パチンコの換金率で有利な等価交換
東京都が等価交換を中止したことから、2015年当時はこの動きが近隣県へも拡大するのではとも見られていました。しかし、現実には東京都の動きは近隣県まで拡がらず、神奈川県・千葉県・埼玉県には現在も等価交換の店舗がいまだ数多く残っているのです。
パチンコの場合は釘など台のくせ、パチスロでは台の設定により玉やコインが出る確率が変わるため、換金率だけで勝負が決まるわけではありません。とはいえ、同じような台であれば等価交換の方が有利なことは間違いなく、東京都内で打つより隣の県まで足を伸ばした方が、お得になる可能性が高いといえます。
ちなみに、東京都隣接県以外は現在、ほとんどの道府県で非等価交換が主流で、等価交換が多いのは栃木県・群馬県・山梨県のみ。つまり、東京都が特別に換金率が悪いわけではなく、等価交換の6県のみギャンブラー側に有利といえます。また、この6県以外で等価交換の店舗を発見したら要チェックです。
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ラジオライフ編集部

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