格安航空会社(LCC)の安全性は大手とほぼ同じ
空の旅が高いという時代はもう過去の話。格安航空会社(LCC)が日本で市民権を得て5年ほどが経ち、驚くほど安く飛行機に乗れるようになりました。格安航空会社の「LCC」とは、ロー・コスト・キャリアの略。既存の大手エアラインとは異なる、格安航空会社の安さのカラクリを解説しましょう。
格安航空会社がチケットが安い理由
格安航空会社の登場以前は、大手航空会社と政府などで一方的に決められた高い航空運賃が通例でした。しかし、欧米を中心に各国で航空規制緩和が起こり、格安航空会社が台頭。日本では、2012年に国内格安航空会社3社が就航するなど、ここ数年特に活発化しています。
そもそも格安航空会社のチケットが安い理由は、1機あたりの座席数を増やし、サービスを簡略化しているため。例えば、機内食や毛布の貸し出しなどは有料です。手荷物に追加料金がかかる場合もあります。
格安航空会社が時間通りに飛ぶかというと、大手航空会社に比べると遅れる可能性があります。格安航空会社を利用するときは、余裕を持ったスケジュールを心がけるのが基本です。
格安航空会社のチケット購入方法は、Webサイトでのクレジットカード決済が一般的。ジェットスターとピーチはコンビニ端末Loppiでも購入可能です。ただし、手数料が別途かかります。
格安航空会社は安全面は大手レベル
安さが売りの格安航空会社は安全面が心配なところ。しかし、パイロットの経験値や整備システムは大手と遜色ありません。機材も比較的新しいため、安全性は大手とほぼ同じレベルといってよいでしょう。
空の旅といえばマイルが思い浮かびますが、格安航空会社は基本的には貯まりません。ただし、ジェットスター・ジャパンで追加料金を払ってオプションを選択した場合のみ、25%のJALマイルが積算されます。
格安航空会社は片道だけの利用も可能。往路と復路で異なるエアラインを選択したり、乗り継いで数か所を周遊したりと、自由な旅を手軽に楽しめるのが格安航空会社の魅力です。
現在、格安航空会社の便数が多いのは、韓国・台湾・香港・中国などの近距離路線。シンガポール・タイ・マレーシア・オーストラリアなどへの直行便もあります。乗り継げば、中東などにも行けるのです。
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ラジオライフ編集部
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