家電量販店のオリジナル乾電池の性能を比較した
家電量販店の電池売り場には、大手メーカー製品と並んで、自社のプライベート商品が陳列されています。価格はメーカー品よりも大幅に安い上、売り場でもやたらプッシュされていますが、どれほどの性能なのでしょう。家電量販店5店舗のプライベートブランド単3形乾電池の性能を比較してみました。

プライベートブランドの単三乾電池
今回、性能比較した家電量販店のプライベートブランド単三乾電池は、ノジマが「ELSONIC ハイパワーアルカリ乾電池」、ヨドバシカメラが「アルカリ乾電池 ロングライフタイプ単3形」、ビックカメラが「アルカリ乾電池」です。
このほか、ヤマダデンキが「ヤマダ電機オリジナルアルカリ乾電池」、ジョーシンが「アルカリ乾電池単3形」。指標としてパナソニックの「アルカリ乾電池」も比較しています。
単3形乾電池の計測は、昨今のハイパワー機材で使うことを前提に、1A放電で行いました。アルカリ一次電池はJISの規格で終止電圧(寿命)が0.9Vと設定されているので、その数値を下限に設定しています。
ノジマのプライベートブランド乾電池
テストの結果、1位はノジマのプライベートブランド単三乾電池に決定! 1本あたり20.6円と激安ながら健闘を見せてくれました。全国展開ではないのが残念ですが、最近は百貨店の中などに小型店舗を出店していたり、ネット通販も積極的です。
指標として測定したパナソニックのいわゆる「金パナ」は、実測容量も終止電圧の到達時間もNo.1です。1本あたりの価格は64.25円とやや割高といえます。
ただし、備蓄用電池として見た場合には、使用期限が10年である一方で、そのほかのプライベートブランド乾電池の使用期限は5年がほとんど。1年あたりの価格はプライベートブランド製品とそこまで変わらないといえるかもしれません。
The following two tabs change content below.

ラジオライフ編集部
ラジオライフ編集部 : 三才ブックス
モノ・コトのカラクリを解明する月刊誌『ラジオライフ』は、ディープな情報を追求するアキバ系電脳マガジンです。
■編集部ブログはこちら→https://www.sansaibooks.co.jp/category/rl

最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- 新規参入ながら可搬式オービスに対応した探知機 - 2022年7月3日
- 写真で食事メニューが自動登録できる無料アプリ - 2022年7月3日
- 車内でも安全に使えるカーケトルで心温まる食事 - 2022年7月3日
- オービス通知もする高機能カーナビアプリ決定版 - 2022年7月2日
- NHKはネット視聴者から受信料を取るようになる? - 2022年7月2日