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高速道路の外に出られるサービスエリアが増加中

高速道路のSAやPAは、基本的に駐車場へクルマを止めて高速道路外に出てショッピングや観光を楽しむように作られていません。しかし、近くの施設をSA・PAから利用できるケースもいくつかあり、なかには地域の目玉観光スポットになっているところもあるのです。うまく利用すれば、高速道路のドライブがより楽しいものになります。


高速道路の外に出られるサービスエリアが増加中

一般道側に駐車場を設けているSA・PA

最近は、SA・PAを一般道から利用できるようにするケースが増えています。なかでも、NEXCO中日本は積極的で「ぷらっとパーク」という名前で対応SA・PAを増やしていて、海老名SA・足柄SAといった大きなSAでも、一般道側に駐車場を設けています。

一般道からSA・PAが使えるのであれば、逆にSA・PAから一般道側を利用できるともいえます。とはいえ、もともとSA・PAは高速道路ドライバー向けの休憩場所として、観光スポットや商業施設と関係なく作られるため、一般道側を利用するメリットがあまりないことがほとんどです。

しかし、全国にあるSA・PAのなかには、近くに観光やショッピングを楽しめる場所もいくつか存在します。これには2パターンあり、ひとつは伝統的な観光スポットの近くにSAが作られているものです。

刈谷ハイウェイオアシスに天然温泉

例えば、名神高速の多賀SAは歩いて1kmほどのところに多賀神社の総本社・多賀大社があり、下り線側から連絡用の歩道も作られています。また、北陸道の尼御前SAは歴史的名所である尼御前岬に近く、下り線側から歩いて行くことが可能です。

そして、SA・PAに隣接して大型施設が作られるケースもあり、「ハイウェイオアシス」という名称が付けられています。こちらの代表例は、観覧車があることで有名な伊勢湾岸道の刈谷PAで、刈谷ハイウェイオアシス側には天然温泉などもあり、刈谷市の一大観光スポットにもなっています。

また、北関東道の壬生PAは隣接する「道の駅みぶ」が観光拠点となっていて、日中は道の駅でレンタサイクルを借りることが可能。近くの「とちぎわんぱく公園」内には、壬生町の主力産業である玩具作りにちなんだ「壬生町おもちゃ博物館」もあります。

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ラジオライフ編集部

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